導入事例

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株式会社カプコンインタビュー
ADXとSofdecが、ゲーム開発者の手で進化する!
音と映像のマジック、究極の『アウトモデリスタ』ワールド

プラットフォーム

PlayStation2

導入製品

CRI ADX / CRI Sofdec

2002年10月1日インタビュー

ミドルウェアはブラックボックス どうやって動いているかはしっかり把握

司会: ミドルウェアはブラックボックス的な側面を持っているものだと思いますが、ゲーム開発者の方の中には、自分の知らないコードを絶対に入れたくない、という方もいらっしゃるようなのですが…?

上山: たしかにいらっしゃいますよね。そういう方。でも、それは考え方だと思うんですよね。こだわりかたの違いだと思います。そうしなければならない時は、コード一つたりとも見逃せない。でも、そうしなくていい時というのもあるんです。

ただ、ブラックボックスとは言っても、それがどうやって動いているかどうかは常に気にしておく必要があると思います。何かトラブった時は、ブラックボックスであるミドルウェアがどうやって動いているかを考えろ、って、よく山崎や松本に言ってるんです。なぜ問題が起きているのか、その原因がたぶんこういう理由なんだろうな、という、アタリが付けられないとやっぱりソフト開発者としては怖いですよね。

押見: でも、「たぶんこうだろうな」という発想が出来るところが素晴らしいですよね。ウチにくる質問の内容を見ていても、ミドルウェアに対する理解度が非常に高レベルなので、驚いているんですよ。

上山: 安心して使えるものっていったら、CRIさんのミドルウェアとSOFTIMAGEのプラグインくらいですかね(笑)。基本的に手放しでブラックボックスを信頼することは無いんですよ。

山崎: ブラックボックスを導入すること自体に抵抗はないですが、問題があった時に対処ができるような準備をしておくことは最低限必要ですね。もちろん、そのミドルウェアに対する信頼感があることが大前提ですけど。

上山: そりゃ、もう、五百何十本ものソフトに使われているわけですから安心ですよね(笑)。

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