導入事例

戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES) イメージ画像

マルチプラットフォーム開発の難しさを
『戦国BASARA2 英雄外伝』開発チームに聞きました

プラットフォーム

PlayStation2 Wii

導入製品

CRI ADX / CRI Sofdec

2008年1月28日インタビュー

ゲームプレイ

———開発の期間としてはどのくらいだったのでしょうか?

小林: 今回は2006年10月くらいからスタートして、昨年の10月くらいまでですね。ちょうど1年くらいです。今までの中では長いですね。『1』や『2』は8~9ヶ月くらいで作っているので。という話でみんなを騙していたんですけど、13ヶ月で3本と9ヶ月で1本ですからね(笑)。外伝という位置づけなので、ボリュームは『2』と比べると減りましたが、その分、開発人数も少なくて、マルチプラットフォームということもあってやはり大変でした。

———2人用モードが追加されたのは大きな変化ですね。

小林: はい。これまでも2人用はやりたかったのですが、プログラマーとの意見調整が・・・(笑)。今回、ついにプログラマーが折れてくれました(笑)。これまでは優先順位としてそれほど高くはありませんでしたが、『HEROES』はこれまで試せなかったことを積極的にやろうというテーマだったので、2人用はぜひ挑戦したい要素でした。そこでまずは特殊な設定下での2人用として8種類のミニゲームを作ってみました。最終的には、島守をはじめとしたプログラマーが凄く頑張ってくれたお陰で、「天下統一」という本編のモードでも2人用を実現することができました。

島守: 2人用を実現できるかは最後まで本当に読めない部分でした。最初は「天下統一モードでの2人プレイなんて無理無理」と言っていたんですが・・・。要望も多く、やらなければ、という気持ちが強くなっていきました。元々メモリのやりくりが厳しいタイトルでしたので、いろいろと試行錯誤を繰り返しました。最後まで戦っていましたね(笑)。

画面分割されても敵は沢山

画面分割されても敵は沢山・・・

———ゲームプレイ的に違う部分というのはあるのですか? 1人と2人で。

小林: もともと対戦のために設計していないキャラクターなので、そこで戦うとなると難しい部分もありました。

島守: そこは無理なので諦めた部分と、何とか頑張ろうという部分があって、それで8種類のゲームの中には色々なタイプを用意しました。

主題歌やボイス

———今回も主題歌がありますが、なぜ主題歌を入れようと思われたのでしょうか?

小林: やっぱり人間の声の力というのは強いと思うんです。色々な作品が店頭に並んでいる時に、主題歌が流れているタイトルがあると、やっぱりそっちに目が行くんです。ですので、視覚だけじゃなくて聴覚でも訴えかけようということですね。『戦国BASARA』は基本的に日本向けのタイトルなので、日本のアニメの主題歌のようなイメージで3本ともやってきました。

———今回は『BASARA1』と同じく歌は西川貴教さんですね。

小林: はい。今回は「abingdon boys school」という西川貴教さん達の4人組のユニットです。『BASARA1』でT.M.Revolutionさんに歌っていただいて、西川さんの声がとてもBASARAの雰囲気に合っていたというのがあって『BASARA2』でも是非とお願いはしていたんですけど、スケジュールが上手く合わなかったんです。今回は念願が叶いました。曲に関しても、ゲームに登場する武将のイメージに合うようにお願いしたくらいで、すっと決まりました。

abingdon boys school

abingdon boys school

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