


CRI・ミドルウェアには2006年の4月に入社しました。働き始めて、ちょうど4年目に入りました。 現在は社内のグラフィックスグループで研究開発をしています。 出身は兵庫県で、学生時代は神戸に住んでいました。


高校生時代くらいからプログラムをいじったり、ゲームを作ったりしていました。進学した専門学校でも主にゲームを作るための勉強をしていました。学生レベルではありますが、一通りゲームを作れるような知識はあったと思います。


ゲーム作りを通じて、グラフィックやサウンドを制御するシステムの開発に魅力を感じるようになりました。そういったことを研究するのにCRIならば働きながら勉強できるだろうと思って、入社を決めました。

★提出作品について教えてください。★
CRIに提出したのは、カピバラという動物が走るコミカルな感じのレースゲームです。ただ走るだけではなく、コースが複雑で迷路みたいになっていたり、カピバラの体力が減ると走れなくなったりと色々な工夫をしました。友人と制作したので、友人はグラフィックに関する部分を、私はゲームのプログラム部分を担当しました。
就職活動時には、グラフィック/サウンド共に3Dのゲームで、さらにネットワーク対戦が可能といったような技術的な部分をアピールしました。


私は研究開発部の中の、グラフィックスグループで働いています。 現在私の関わっている仕事は二つあって、一つめはGTのツール開発です。GTというのはCRIのグラフィックスライブラリのことで、たとえばMayaやXSI、Photoshopなどで作成されたファイルをこのGTで使える形式に変換するツールを作っています。 二つめは、IGという簡単に3Dを扱えるようにするプログラムの開発です。IGの開発は私の今一番やりたいと思っている仕事で、全般的に関わっています。

★グラフィックスグループについて教えてください。★
グラフィックスグループは主にCGに関する分野の研究開発を行っていて、現在はリアルタイムレンダリングという分野での製品開発に力を入れています。
リアルタイムレンダリングというのは、PCやゲーム機上でリアルタイムに絵を描いていく技術で、これを使うことにより、その時々に応じてインタラクティブに絵(表現)を変えていくことができます。


開発は以下のような流れで行われています。

①まず、どのような製品を開発するかを決めます。
②グループ内で開発する適任者を決めます。
③プログラムやデータの構造を設計します。
ここで基本的なプログラムの性格が決まります。
④③を元に、プロトタイプを作ります。
ここで私が重視するのは、多少雑になったとしても、できるだけ早く完成させることです。私の場合、この作業を行うことで自分が作っているものの良い部分や悪い部分が、より明確になります。
⑤プロトタイプを検証し、再設計をします。
⑥再設計した内容に修正や改良を加えます。
⑦製品が完成します。
⑧正しく動作するかテストをします。
⑨SDK(Software Development Kit)にまとめます。
⑩リリースします。
このあとに、お客様への技術サポート業務があります。
CRIは全員が開発者でありサポート係、という体制でやっています。


自分で考えたプログラムが動いて、思い通りの絵が描かれた瞬間が一番嬉しいですね。 ミドルウェアが完成した後にどのような製品に使われたか報告を受けるのですが、それを聞くことも楽しみにしています。


私は特に作業のスピードを重視して開発しています。作業スピードが早いと、決められたスケジュールの中で製品のクオリティアップや機能追加により多くの時間が割けるようになるので、個人的には早め早めに開発を進めるようにしています。忙しいときには辛いこともありますが、プログラミングが好きなので基本的には楽しく働いています。 一日の過ごし方としては、出社してから午前中は勉強や研究開発をする時間に充てて、午後に仕事をするようにしています。他の人より仕事をする時間が少なくなってしまうので、その分スピードを重視している面もありますね。



学生時代との違いを感じたのは、規模の大きさですね。学生の頃には少人数でゲームを作っていて、私自身それにあわせた開発スタイルがあったのですが、今では何十人という人が同じプログラムを触っていることもあって、世界の違いを実感しています。 もうひとつCRIで感じたのは、社内の静かさです。最近は人数も増えて少しにぎやかになってきましたが、私が入社したころはキーボードの音だけがオフィスに響いていたりすることも多くて、まじめな人たちの集まりなんだという印象を受けていました。


ありきたりな言葉にすると、風通しの良い会社です。 上司との関係がいい意味でくずれているので、立場(後輩や先輩、上司等)に関係なく自分の意見を主張していて、そこがいいところだなと思います。ほかでも結構自由なところがあって、入社当初のあまりスキルのない状態でも、自分のやりたい仕事は主張すれば任せてもらえることがありますね。新人の意見でも、しっかり聞いてもらえます。 私自身も入社して1ヶ月程度の基礎研修は受けましたが、その後はほとんど即実践で、先輩に聞いたり自分で一生懸命調べたりしてやっていきました。



多いときは本当に多いです。終電で帰るのが一ヶ月くらい続いたこともあります。会社に泊まったことはありません(笑)。忙しい時期は周期的にやってきますが、ここ一年くらいは二ヶ月単位で忙しい時期が来ているような気がしますね。 ただ、忙しい期間が終わると上司も気を遣ってくれて(笑)、定時に帰れるようにはなります。普段でも「定時で帰るぞ!」という姿勢が大事ですね。残業すればいいやという気持ちでは、どうしても作業が遅れてしまうので。ここでも早め早めを心がけています。


忙しいときは家でずっと寝てしまいますが 欲しかったゲームの発売日以降には、そのゲームを集中して遊んでいます。 また、ゲームを作ることも好きなので、まとまった時間が取れたときはゲーム制作に取り組むこともあります。


まずIGを完成させたいですね。ライブラリやツールとしてはもちろんですが、IGを使用する際のワークフローやユーザーインターフェースまでしっかり詰め、ちゃんとしたソリューションとして完成させたいと考えています。 最終的にはGTやIGを使って、自分でゲームを作るのが夢ですね。


社会人になると自分の時間が少なくなって無茶もできなくなるので、自分の時間を精一杯使って遊んだり、研究したりしてください。 特に、自分の進む分野以外のことを経験しておくと良いと思います。仕事を始めると自分の分野についてはどんどんスキルが上がるのですが、他の分野に触れる機会がないので。経験が浅くても用語を知っているだけで役に立つ場合もあります。

私は学生時代にゲームを作っていて、サウンドやネットワーク周りの知識が少しあったのですが、それは現在グラフィックス関係の開発をしていく中でも役に立っていると思います。
学生の立場でありつづけられるギリギリまで、学生生活を満喫してください。
意欲的に勉強して挑戦できる、
元気のある人をお待ちしています!
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