CRIグループについて

トップメッセージ

音と映像で社会を豊かに

 2021年、CRIは設立20周年の節目を迎えました。「驚き・感動を、より多くの人に伝えるためのミドルウェア」というコンセプトを実現するために生まれたCRIWAREは、いまやゲーム機やスマートフォン、家電製品や自動車、Webなど、幅広い業界や産業で活用されています。『音と映像で社会を豊かに』という企業理念のもと、CRIの技術力をさまざまな分野へお届けできていることをとても嬉しく感じています。 

 音声・映像は人生を彩り豊かにしてくれます。家電の音声案内や電車の発車メロディー。生活の中で様々な音が空間を心地よくしてくれています。また、誰もが気軽にインターネットに動画をあげられるようになり、静止画や文章だけでは伝えきれなかった情報を映像で伝えられるようになりました。 

 豊かさとは何か。そのひとつは、「選択できること」だと考えています。ゲームだったら、どんな武器を選ぶか、どんなキャラクターとしてプレイするか。こうした好きなものを選択できるということが、精神的な豊かさにつながるんです。リアルな世界で例を挙げると、自動運転が普及していく中で、車の中での快適な過ごし方も変化していくでしょう。その選択肢となる音声や映像分野において、当社の技術は高い可能性を秘めていると考えております。 

 CRIとしての重要な役割のひとつは、音声や映像の技術を提供して、社会インフラのコア部分を担うことです。志を同じくする仲間も増え、ツーファイブがグループ会社として加わりました。また、グローバルでは、CRI Chinaが現地での存在感を高めています。今後はCRIグループのシナジーにより、豊かな社会を実現するトータルソリューションを提供していきたいと考えています。 

 CRIが100年続く企業になるためには、普遍的な価値を社会に提供し続けることが大切だと考えています。それは時流に乗って何かすればいいという単純なものではなく、世の中のニーズ、社会的なシチュエーションによって柔軟に変化していかなければなりません。ネットワークは飛躍的に進化し、時間や空間を超えて他人とコミュニケーションをしながら楽しめるエンターテイメントが増えました。ゲーム業界で磨き上げた最先端の音声・映像技術を提供し続けることが、社会を豊かにすると信じております。 

音と映像で社会を豊かに。 
あふれる想いを、CRIWARE で。

  

株式会社CRI・ミドルウェア
代表取締役社長 押見 正雄