CRIWAREをつくる

70数名から生み出され、支えられているCRIWARE。
普段は見えないその内側を、社員を通してご紹介します。

櫻井 敦史
執行役員 研究開発本部 本部長

——:CRIは技術の会社、ということで第一弾は開発部門からのご紹介です。
では、櫻井さん、CRIでの役職と仕事内容から教えてください。


CRI・ミドルウェアの研究開発本部で本部長をやっています。研究開発本部は、CRIWAREの元となる技術の研究開発から製品化まで、開発のすべてを担当する部門です。サウンド、ムービー、ファイルシステムを軸に、ゲーム関連をはじめ組込みや新規事業など、CRIWARE開発全般を見ながら、新技術や新製品の開発を行っています。

——:それをすべて統轄しているんですね!一度にすべては紹介しきれないと思うので、今回はCRIのメインであるゲーム向けCRIWARE開発に絞ってお話をお聞きします。同時にいくつのプロジェクトを管理しているのですか?

ゲーム関連だけで4~5のプロジェクトを管理しています。

——:普段のお仕事はどのようなものですか?

私はプログラマー出身ですが、最近はプログラムを書く機会は減ってきました。現在はプロジェクトの進行管理や開発チーム、メンバーの管理をメインに行っています。

——:CRI・ミドルウェアで働き始めたのはいつですか?

2000年に入社しました。もう16年になるんですね!(笑)

——:なぜCRI・ミドルウェアに入社しようと決めたのですか?

もともとゲームが大好きだったんです。ただ、大学ではアルゴリズムの研究をしていてゲーム制作の勉強はしていなかったので、ゲーム会社を受けることは全く考えていませんでした。CRIはゲームを作るのではなく、ゲーム業界でゲーム開発向けの技術をメインにやっているということを知って、そこなら研究職で貢献できるのではないかと思い、CRIの面接を受けました。

——:いつからプログラムを始めたんですか?

中学生のときです。最初はBASICを触って「こんな面白いものがあるのか、、!」って。それで自分で勉強をして、アセンブラで高速化するみたいなところをやっていました。その後はしばらくゲームを遊ぶ側に集中してしまって(笑)、プログラミングは一旦やめていたのですが、大学でプログラミングを再開しました。

※BASIC:プログラミング言語。元々は教育用に開発された初心者向けの言語。

——:中学生のときというとずいぶん前ですが、どんなコンピュータでプログラミングをしていたんですか?

MSXって知っていますか?MSXでプログラミングを始めたんです。大学時代はFM-TOWNSを使っていました。

※MSX:家庭用パソコン。低価格でありながら拡張性があることが特長。
※FM-TOWNS:世界初のCD-ROMを標準搭載した家庭用パソコン。開発時にはCRIも技術協力をした。

——:なるほど、そういう背景があってCRIにたどり着いたんですね!

はい。なので、ゲーム業界での就職活動はCRIだけで、ゲーム制作会社は受けませんでした。もしCRIが駄目だったら、ソフトウェアやITの企業に入ろうと考えていました。


——:CRIでの最初の仕事を教えてください。

具体的にプロジェクトの詳細を説明することはできませんが、ドリームキャストの画像やムービーの処理に関わり、1年ほどその仕事をしていました。入社して1年後、セガがドリームキャストの製造・販売中止を発表し、セガのゲーム機向けに開発をしていたCRIは、「株式会社CRI・ミドルウェア」として独立して、ソニー、任天堂、マイクロソフトといった他ゲーム機すべてをカバーするマルチプラットフォーム展開を行うことになりました。独立後に担当したのは、ドリームキャスト向けだった動画ミドルウェアSofdecを、PlayStation2に移植する業務です。移植というのは、PlayStation2でも使えるようにすることです。

※ドリームキャスト:1998年に発売されたセガの家庭用ゲーム機。
※「株式会社CRI・ミドルウェア」として独立:2001年CRI・ミドルウェア設立。櫻井氏が入社した2000年はその1年前で、会社はまだCSK(元セガの親会社、現SCSK)のグループ企業「株式会社CSK総合研究所(略称CRI)」だった。


——:これまでのプロジェクトで印象に残っているものはありますか?

そういうわけで、自分のCRIでの仕事はSofdecチームで始まり、しばらく動画をメインに担当していたんですが、入社10年後の2010年、それまで培った動画ミドルウェアの知識や経験をもとに、Sofdecのコア技術を抜き出して、Sofdecの進化形ですが仕組みはまったく組み替えた新ミドルウェア、Sofdec2を作り上げました。現在、動画のメインミドルウェアとして国内外で展開している製品です。この新ミドルウェア開発は楽しかったですし、非常に思い入れがあります。

——:ADX2はいかがですか?お気に入りの機能など?

1つ選ぶとしたら音声圧縮の「HCA-MX」というCRIの独自コーデックです。私の同期の社員が開発しました。

——:同時にたくさんの音を鳴らすのに特化した、CRIWAREの要となるサウンドコーデックですね。
社内で様々な新しい技術が開発されていると思いますが、いま一番面白いと思うものは?


WEBブラウザ向けに何かできないかと考えています。これまでゲーム機向けに取り組んできたCRIの圧縮技術を、ブラウザ向けに活かせないかということです。今まさに研究開発を進めているところなので、ぜひ期待してください。

——:最後にお聞きしますが、今もゲームは遊んでいますか?またどんなゲームが好きですか?

ストーリーがあるRPGやアドベンチャーゲームといった、物語や世界観に浸れるゲームが好きです。
音ゲーも好きで、ゲームセンターでよくプレイしました。CRIが海外向けにCRIWAREを展開し始めた時に、一時期サンフランシスコオフィスで働いていたのですが、良い機会だと思ってアメリカの音ゲーをいろいろ遊びました(笑)。少し懐かしいタイトルを挙げると、PlayStation2のAmplitud(Harmonix Music System社)を知っていますか?日本では発売されませんでしたが、好きなゲームの1つです。

——:櫻井さん、ありがとうございました。
まさにCRIWAREを生み出す開発部門、みなさんが開発しているあたらしい技術を楽しみにしています!

ページ上部へ
会社情報 アクセス ご利用にあたって 情報セキュリティ基本方針 個人情報保護方針 サイトマップ