CRIグループについて

データで見る!CRI

創業
1983

CRI CRI

当社の前身は、1983年に㈱CSK(現:SCSK㈱)の子会社でソフトウェア技術の研究所として設立された㈱CSK総合研究所(略称:CRI)になります。設立当初はAI等の研究を行っていましたが、音声・映像関連の研究を進める過程で、当時、CSKのグループ会社であった㈱セガ・エンタープライゼス(現:㈱セガ)との関係が深まり、セガの家庭用ゲーム機向け基本ソフト(ミドルウェア)やアプリケーションソフト(ゲーム)の開発を手掛けるようになりました。​

        

設立
2001

CRI CRI

当社は、2001年8月、ミドルウェアの開発・販売を目的として、㈱CSK総合研究所からミドルウェア部門が独立する形で設立されました。当時の社名は㈱シーアールアイ・ミドルウェア。​

その後、当社役員・従業員によるEBO(Employee Buy-Out)の形で親会社から資本独立。2005年1月に、商号を現在の「㈱CRI・ミドルウェア」に変更しました。​

売上高
2,990百万円

2023年9月期 連結

当社グループは、オンラインコミュニケーションプラットフォーム「CRI TeleXus(シーアールアイ テレクサス)の開発を行うともに、今後成長が見込める事業、市場を見据えた研究開発体制を整備し、事業基盤の拡大、グループシナジーの創出に注力いたしました。​​

セグメント毎の経営成績は、次のとおりです。​

営業利益率
11.5%

2023年9月期 連結

当社グループは、中長期的な事業拡大と企業価値向上をめざしており、売上高の持続的な成長と20%程度の営業利益率を重要な経営指標としております。​

当連結会計年度は、売上高2,990,991千円(前期比5.3%増)、営業利益344,882千円(営業利益率11.5%)となりました。子会社とエンタープライズ事業の収益改善を成し遂げたことにより、期初に掲げた目標「V字回復」を達成し、営業利益率は大きく改善いたしました。ただし、当面はCRI TeleXusへの研究開発投資や、モビリティへのソフトウェア投資を優先して行うため、営業利益率は20%には達しない見込みです。​

採用ライセンス数
7,667ライセンス

2023年9月末現在

『CRIWARE(シーアールアイウェア)』は、当社が提供する技術や製品、サービスを総称する名称であると同時に、映像や音声を高品質化したり、スピーディな開発を実現したり、コストパフォーマンスを強化したことの証(=ブランド)です。​​

ゲームやアプリ、業務用ゲーム機器に採用された『CRIWARE』の数は、世界中で7,600ライセンスを超えています。(2023年9月末現在)。

スマートフォンゲームにおけるCRIWARE採用率​
30%

CRIWARE

2023年3月末現在

CRIWARE(シーアールアイウェア)は、ゲーム開発を大幅に効率化するメリットがたくさん詰まった音声・映像の技術ですが、特にスマートフォンゲーム開発においては下記の3点が大きな強みとなっています。​

① 膨大な音声の組み合わせも自由自在! ​
② スマホの音声遅延を解決!気持ち良くプレイできるリズムゲームを実現​
③ ゲームをもっと盛り上げる!状況に合わせて自然に変化するサウンドを効率的に実現​​​

音声データの圧縮率​
1/24

高音質・高圧縮が評価され、スクウェア・エニックス社の標準圧縮フォーマットとして採用されています。

圧縮率 音質
CRI 1/10 ~ 1/24
他社フォーマットA 1/10 ~ 1/12
他社フォーマットB 1/10 ~ 1/20
他社フォーマットC 1/10 ~ 1/24

動画データの圧縮率​
1/1000

CRIは圧縮済みの動画をさらに、画質を落とさず再圧縮することができるので、他の圧縮フォーマットよりもはるかに他階圧縮率を実現します。

圧縮率 画質
CRI 1/200 ~ 1/1000
他社フォーマットA 1/100
他社フォーマットB 1/100
他社フォーマットC 1/100

動画や音声、その他ファイルの圧縮・解凍に採用しているコーデック(符号化および復号化技術)は、大部分が当社独自開発の技術です。当社のエンジニアが各種コーデックの特性を徹底的に研究・調査したうえで、ハードウェアごとに独自の機能拡張や調整を行い、使いやすいAPI群とともに「CRIWARE(シーアールアイウェア)」として提供しています。

お客様数
600

家庭用ゲーム 家庭用ゲーム スマホゲーム スマホゲーム 監視カメラ 監視カメラ Web 動画 Web 動画 家電 IoT 機器 家電 IoT 機器 車載機器 車載機器  メタバース  メタバース パソコン パソコン
2021年9月期 連結

当社は、主力である音声関連ミドルウェアと映像関連ミドルウェアをさまざまな分野の顧客ニーズに合ったかたちで製品化し、幅広く展開しております。設立以来、ゲーム分野へのミドルウェア提供を主力事業としてきましたが、2010年の遊技機分野へのミドルウェア提供を皮切りに、カラオケや自動車、家電・IoT機器、Web動画、監視カメラなどさまざまな分野へ事業領域を拡大しています。​

グループ会社数
国内1海外2

2023年10月現在

当社グループは、当社、並びに、国内子会社1社、海外子会社2社により構成されています。

主に「CRIWARE(シーアールアイウェア)」および「OPTPiX(オプトピクス)」というブランドでソフトウェア製品の許諾販売を行っています。また、許諾販売に関連する受託開発や音響制作等も行っています​​​

従業員数
161

2023年9月末現在 連結

新卒比

55.1%

2023年9月末現在

エンジニア比

70.3%

2023年9月末現在

エンジニアの採用は新卒を中心に行っております。全社平均でも新卒率が若干高めですが、中途入社、新卒入社問わず、活躍できる組織風土があります。外国籍の社員も多数在籍しており、様々なバックグラウンドを持つ人材が尊重し合い、活き活きと働ける環境です。​

平均年齢​
39.6

2023年9月末現在 単体

前身のCSK総合研究所時代から40年近く続いているため、平均年齢は低くはありませんが、現時点でのスキルや能力のみならずポテンシャルなども加味し、重要プロジェクトへのアサインや管理監督職への登用を積極的に行っております。若手のうちから活躍できる環境です。​​

平均勤続年数​
6.7

2023年9月末現在 単体

勤続年数については、前身のCSK総合研究所時代から数えると、勤続20年を超えるようなベテラン社員も多数在籍しています。長く安心して働けるだけでなく、成長を実感しながら長期的なキャリアビジョンを描く事が可能です。​

平均残業時間​
11.5時間

第23期 単体

平均残業時間は、年々減少傾向にあります。フレックスタイム制度も導入しているため、繁閑に応じてメリハリのある就業が可能です。ワークライフバランスを充実させつつ、日によっては部署横断的に気の合う仲間で集まって、ボードゲームで遊んだり、ビリヤードやボルダリングをしに行ったり、社員同士の交流をはかる事もあります。​​​

有給休暇取得率
86.5%

CRIWARE

第23期 単体

CRIでは年次有給休暇のほかに、ゴールデンウィークの特別休暇、夏季休暇、年末年始休暇があります。また、看護休暇や介護休暇などの制度も充実しています。​

育休取得率​(男性)
%

CRIWARE

育休取得率​(女性)
100%

CRIWARE

産休・育休からの復帰率​
100%

CRIWARE

第23期 単体

今期はたまたま男性で子を授かった社員が居なかったため、男性社員の育児休業実績がありませんでしたが、前期は育児休業を希望した男性社員の取得率は100%となっています。CRIでは、男女の区別なく、育児、介護と仕事を両立させたい社員をサポートしております。育児休業からの復帰後には、時短勤務を選択して就業する事も可能となっております。​​

社内個人表彰者数​​
67

第23期/重複あり

CRIには「チャレンジ奨励制度」があります。現在の担当業務に直接関係していなくても、「こんな技術(製品)があれば良いな」と考えたことを、まとめるか試作して年2回発表する機会があります。​
そこで発表された技術が、将来正式な製品にブラッシュアップされ顧客に提供されることも少なくありません。しかも、担当業務の繁忙期でなければ、会社の残業として研究してもOKなのです。

また、技術に強みを持つCRIではありますが、技術だけではなく、それを支えるバックオフィススタッフ、営業スタッフなども表彰され、全社的に互いの仕事を称え合う文化があります。​​