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CRIのコア技術~ファイナルファンタジーにも採用された音声圧縮~

今月はCRIの音声圧縮技術から、独自コーデックHCAをご紹介いたします。

HCAはCRIが独自に開発した、音声コーデックです。
もともとはCRIの対象顧客の大きな割合を占めるゲーム業界向けに、使いやすいように研究開発したコーデックですが、高圧縮・高音質・低負荷の特長が評価され、ゲームのみならず家電や業務用機器などの幅広い用途で活用され始めています。

音声コーデックとは?
音声データをさまざまな機器で再生する際に、軽く扱いやすくやすくするための、音声の圧縮フォーマットのことです。広く知られているものに、MP3やAACなどがあります。それぞれに特長があるため、目的に応じて使い分けられます。

■CRIのHCAは、軽くて高音質
HCAの一番の特長は、きれいな音質を保ったままデータサイズを非常に小さく圧縮できることです。
汎用的に使用されているコーデックMP3やAACと同等、またはそれ以上のサイズダウンが可能です。圧縮前の音源と比べて最大1/24までデータサイズを圧縮をしながらも圧縮後も高音質を保てるため、ゲームをメインに様々な用途に活用されています。

HCAの活用事例
株式会社スクウェア・エニックスではゲーム開発向け標準音声コーデックとして、HCAが採用されています。2016年末に発売され全世界で600万本のセールスを記録した「ファイナルファンタジーXV」にも採用されました。

2016年7月1日 ニュースリリース
CRI、スクウェア・エニックスと包括ライセンス契約
音声コーデックはサウンドシステムに標準組み入れ

 
■高圧縮・高音質だけじゃない!HCAの特長

・マルチプラットフォーム対応で、幅広い機器で活躍
HCAは再生機器への負荷をごく小さく抑えられるので、機器の性能にかかわらず幅広く使用いただけます。
ゲーム分野や組込み分野など、20を超える機器に対応しており、ゲームソフトのマルチプラットフォーム展開も強力にサポートしています。

対応機器の一例

・音源の権利を守る暗号化
HCAには一般の音楽再生ソフトでは再生できないよう暗号化機能が備わっています。ゲームなどのボイスデータや楽曲データを抜き出して不正に使用されないように保護します。

もっと詳しく!~再生機器への負荷も極小~
HCAは、MP3やAACに比べて音声データの再生時に機器にかかる負荷が非常に軽いことも特長です。
これはゲームでHCAが使用される際に、限りある機器の処理能力の中でいかに音声再生にかかる負荷を小さくし、他のグラフィック表示やネットワーク通信などにパワーが割けるかを考慮した、ゲーム向けに開発されたHCAならではの特長です。


■実は身近なHCA
独自の音声コーデックということで難しく感じてしまいがちなHCAですが、実は生活の様々なところに存在する身近な技術です。たとえば、家庭用ゲーム機やスマートフォンアプリのボイスや楽曲はもちろん、家電に搭載されてる音声ガイダンスにもHCAは採用されています。シャープ株式会社の家電の音声ガイダンスなど、ご自宅で耳にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
将来、自動販売機や自動車など音が鳴る様々な機器で使用され、HCAはより身近な技術として活躍していくかもしれません。

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