株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木久司、以下CRI)は、フルハイビジョン(フルHD = Full High Definition)に対応した、「CRIハイエンドビデオキャプチャ」サービス(以下「CRI-HVC」サービス)を開始致します。
「CRI-HVC」サービスは、フルハイビジョン(フルHD)映像に対応した、非常に高品位なビデオキャプチャサービスです。さまざまな映像を非圧縮のデジタルデータとして取り込むことができますので、TVモニター等で鑑賞しているそのままの映像を最高のクオリティでデータ化することが可能です。
実際のキャプチャ作業は、当社内「CRI-HVC」システムにて行います。キャプチャしたい素材をお持ち込み頂き、またはお預かりし、作業後にキャプチャデータをご納品致します。もちろん、キャプチャしたいシーンなどについて、作業現場で直接ご指示頂くことも可能です。
「CRI-HVC」サービスは、従来無劣化でのキャプチャが難しかったPLAYSTATION®3 や Xbox360™など、HD出力に対応した各種家庭用ゲーム機のプレイ映像を、リアルタイムにデジタルデータとしてキャプチャします。
これにより、各ゲーム機が生成する最高品質の映像を、TVCMやダウンロード用のトレイラー映像、ウェブコンテンツ、書籍添付メディアの特典映像、ゲームショウなどのイベント用コンテンツといった、各種プロモーション用途に利用することができます。また、オープニングやエンディングなどのゲーム内ムービーにも利用可能です。
キャプチャしたデータは高解像度の静止画としてもご活用頂けます。雑誌広告や製品紹介パンフレット、ノベルティグッズやPOPなどの各種販促物から、ビルボード広告やバナー広告、イベントでのブース壁面などの巨大制作物に至るまで、幅広い用途で利用価値があります。もちろん、パッケージや取扱説明書、ディスクレーベル面など製品そのものの部材や、攻略本・設定集・画集などのゲーム関連書籍等の挿入画像としても利用可能です。
「CRI-HVC」サービスは、ゲームのプレイ状況を忠実に記録することができますので、デバッグやQC(品質管理)の際にも役立ちます。とくに、色の再現性などのデリケートな問題のチェックには、非圧縮・無劣化であることが重要となりますので、「CRI-HVC」サービスが非常に有用です。
さらに、“Games for Windows”などのPC用ソフトのキャプチャについては、お客様のご要望に応じて、「ハードウェアキャプチャ」と「ソフトウェアキャプチャ」の2種類の方式からお選び頂けます。
ハードウェアキャプチャは、PCから出力される映像信号をキャプチャする方式です。一方、ソフトウェアキャプチャは、ゲームアプリケーション内にキャプチャ用のライブラリを組み込み、PC上でフレームバッファをキャプチャする方式です。
後者のソフトウェアキャプチャは、ライブラリ組み込みの手間はありますが、一度組み込んでしまうと気軽にキャプチャを行うことが可能になります。キーボードやマウス等の入力機器から簡単にコントロールを行うことができますので、プログラムの専門知識は必要ありません。
「CRI-HVC」サービスの概要は、以下のとおりです。
なお、当社では、動画を高画質のまま低容量のデータで再生することができる動画再生ミドルウェア(CRI Sofdec)を、各種ゲーム機およびPC向けに提供しております。また、各プラットフォームの特性を知り尽くした専門スタッフによる動画のエンコードサービスも承っております。ぜひ、今回の「CRI-HVC」サービスと併せてご利用下さい。
さらに、ゲーム機やPCだけでなく、パチンコやパチスロなどの組み込み機器向けキャプチャソリューションについても、近日サービス開始を予定しております。液晶パネルに出力される映像をキャプチャし、データ化することができます。液晶パネルの接続に広く使われているLVDS信号であれば、DVIに変換することが容易です。さまざまな周波数やタイミングなど広範囲の信号形式にも柔軟に対応できますので、個別にご相談下さい。
CRI・ミドルウェアは、多彩なツール&ミドルウェア製品群『CRIWARE®』を通じて、開発工数削減やコスト削減、クオリティ向上のお手伝いを致します。また、開発者の皆さまがコンテンツの中身の創造・制作に専念して頂けるような環境の実現をお約束致します。
※ 本サービスは、ゲーム開発会社様などの法人を対象としたサービスであり、ゲームをプレイされるエンドユーザ様向けのサービスではありません。
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