CRIグループは、長年にわたり音声・映像等の技術を研究開発し、お客様とともに技術検証を繰り返してきました。こうして蓄積された経験やノウハウ、またこうした実績に基づくお客様からの信頼が、CRIの技術評価や企業価値を向上させています。
ここでは、CRIグループの保有する数ある技術のうち、システム開発(組込み)技術の一端をご紹介いたします。
PCやスマートフォン等に搭載された動画デコードH/Wをアプリケーションから利用するノウハウを持っています。低レイヤーのAPIでH/Wを細かく制御することで、効率的で柔軟なソフトウェアを開発します。
主要メーカの数MHzから数百MHzまでの幅広いマイコンに対して開発実績を持っています。
OS非搭載のスクラッチなシステムであっても、ペリフェラル制御を行うドライバとそれらを効率的に管理する割り込み制御、また任意ユーザ処理が実行可能な簡易OSまでのトータルなシステムが開発可能です。
停電などの突発的な電源シャットダウンが起きても、復帰後に以前の状態を復旧するソフトウェア技術を持っています。電断検出から完全にマイコンの電源が落ちるまでのわずかな時間内にストレージへ状態保持を行う高リアルタイム&低負荷な実装と、状態復帰可能なアーキテクチャにてデータ消失のないシステム開発が可能です。
Windowsデバイスドライバを開発だけでなく、HLKテストからWindowsロゴ取得、またWindowsUpdateによるドライバー配信を行うためのインフラを持っています。
車載などで標準採用しているコーディングルールに準拠しており、安全基準の高い分野であっても展開可能なソリューションとしています。
通常は単音しか鳴らす事のできないブザーを独自の技術で、張りのある音声や単音では表現できない表情豊かな音色を再生することが可能です。
DACやアナログアンプを使用することなく、汎用部品のみの回路で極めてノイズが少なく波形再現性の高い高音質な再生が可能な独自のアンプ技術です。
数MHzクラスの低クロックマイコンであっても圧縮音源のデコードから複数音源のミキシング&再生までをリアルタイムで実現可能なサウンドシステムです。
スピーカ&筐体の特性を事前計測し、筐体設計上から発生する音声再生時の周波数や位相の歪みをリアルタイムに補正する事で、本来の歪みのない高音質な再生を実現したり、スピーカ位置に依存せず音場をさらに広げたりする事が可能な技術です。