高圧縮トランスコードシステム「CRI DietCoder(ダイエットコーダー) for セキュリティカメラ」をご紹介いたします。株式会社日立ハイテクノロジーズのスマートファクトリー事業のコア技術に採用された、動画圧縮技術です。
CRI DietCoder for セキュリティカメラは、既に圧縮済みの監視カメラの動画データを画質劣化なしでさらに1/2~1/3に圧縮するCRIの動画技術です。
圧縮の仕組み
動画の中で動きの激しい部分と動きの少ない部分を区別しています。動きの少ない部分は同じデータを転用し、動きの激しい部分を重点的に保存することで動画データのサイズを削減しています。長年培われたCRIならではの圧縮方法は、「高画質かつ高圧縮」な動画データを実現します。
動画データを1/2~1/3に圧縮することができるため、長時間の録画が可能になります。たとえば、同じ保存容量の録画機器の場合、画質を維持したまま3倍の時間を保存できるようになります。
動画データが軽くなるため、送受信できるデータ量が少ない通信環境(狭帯域な通信環境)でも、スムーズに動画データを送受信することができます。
スマートフォンやタブレットによる、遠隔地からのリアルタイムのモニタリングにも対応可能です。
【採用実績】 日立ハイテクノロジーズ
海外拠点工場の生産状況を日本からリアルタイムで遠隔監視
海外拠点工場の生産状況をネット経由で日本からリアルタイムで遠隔監視できる、株式会社日立ハイテクノロジーズの「スマートファクトリー事業」のコア技術にCRIの技術が採用されました。映像の伝送・保存・管理、そして閲覧や分析など、海外工場の遠隔監視を「まるで現地にいるかのようなUX(ユーザー体験)」で行える仕組みを提供します。
【採用製品】
・高圧縮トランスコードシステム「CRI DietCoder(ダイエットコーダー)」for セキュリティカメラ
・動画管理システム「CRI Caplan(キャプラン)」
・ブラウザ向け WEB動画ミドルウェア「LiveAct® PRO(ライブアクト プロ)」
2017年3月2日 ニュースリリース
CRIと日立ハイテクがスマートファクトリー向けIoTインフラ構築で提携
監視カメラ映像極限まで「小さく・軽く」、CRIの動画技術で実現