2020年11月27日に中国上海でCRI Chinaが主催。約240名の中国のゲーム開発関係者にご参加いただきました。
本イベントでは、主にサウンド・グラフィックに関する講演を8セッションを実施。
中国、日本のゲーム開発者が、教育関連、動画制作、サウンドデザインなどにおけるそれぞれの体験談や最新技術について情報共有しました。
CRI Chinaの社員から、CRIのリップシンクミドルウェア「ADX LipSync」、ムービーミドルウェア「Sofdec2」を紹介。
中国で人気のゲームタイトル<原神>には「Sofdec2」が使われています。
また、CRIグループ会社のウェブテクノロジ社も日本からオンラインで参加しました。
2Dアニメーション作成ツール「OPTPiX Sprite Studio」を紹介。デモもご覧いただきました。
中国で人気のアクションゲーム『パニシング:グレイレイヴン』での音楽の役割・重要性について、中国Vanguard Studio社のサウンドデザイナに語っていただきました。
また、30年近い実績を誇るゲーム専門のサウンド制作会社、ツーファイブ社は、CRI Chinaと連携して中国で展開を進めています。ゲームに必要な声優のキャスティングからボイスの収録、BGMやSE、主題歌などのサウンドの制作を行い、品質の高い音を提供しています。 その日本の音声収録の流れや、中国で人気のある日本の声優さんのキャスティングも含めご提供できるグループ体制であることなど、CRI Chinaのスタッフから紹介しました。
中国、日本の制作現場の経験談を講演。
日本からはオンラインで参加。『シェンムーIII』のゲーム音楽制作経験談をBrainstorm社様から、『十三機兵防衛圏』のサウンド制作の経験談をBasiscape社様からお話いただきました。
また、『黒神話:悟空』のサウンドデザインを手掛ける中国の8082Audio社様からは、ゲームサウンドデザイン上の注意点、経験談などを講演いただきました。
今回CRI China初主催のイベントは、予想以上に盛り上がり、予定より2時間延長し閉会となりました。今後も定期的にで中国で開催し、ゲーム開発者が情報交換ができる場を設けてまいります。
いつか、「CRIWARE Tech Summit」が中国国内で最大のゲーム開発者向けのイベントとなるよう精一杯頑張ってまいります。