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CRIWAREが中国のACGマーケットで存在感、中国市場進出5年で累計500ライセンスを突破! ~アジア最大級のゲームイベントChinaJoyに出展、新技術SonicSYNCなど紹介~

 株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、東証マザーズ:証券コード3698、以下「CRI」) の中国子会社である上海希艾維信息科技有限公司(本社:中国上海市、董事長:田中克己、以下「CRI China」)は、2021年7月30日(金)~8月2日(月)に中国・上海で開催されるアジア最大級のゲームイベント「ChinaJoy」に出展いたします。今回の「ChinaJoy」では、7月に提供を開始した「CRI ADX®2(以下ADX2)」の機能「SonicSYNC(ソニックシンク)」などゲーム開発向けの最新技術を紹介するほか、中国市場で好調のACG(※)マーケット向けの展示などを行います。

 CRI Chinaは、7月30日(金)~8月2日(月)に開催される「ChinaJoy」のBtoBエリアに出展いたします。2020年度に売上6兆円規模まで拡大した中国のゲーム市場では、売上高の7割をスマートフォンアプリが占め、日本のアニメのような楽曲や声優を起用したACGと呼ばれる二次元コンテンツが活況を呈しています。
 こうした中、CRIWARE®は中国市場で存在感を高めており、2021年7月現在、累計500ライセンス以上を提供するまでに成長しました。また、ACGマーケットに向けたコンテンツ制作事業も好調で、CRIグループのツーファイブ社のノウハウを活用し、日本のクリエイターと中国の企業をマッチングさせ、ゲームで使用する音源制作を行っています。今回の「ChinaJoy」では、7月に提供を開始した「ADX2」の新機能「SonicSYNC」や、コンテンツ制作事業の事例のなかから、作曲家の岩垂徳行氏、崎元仁氏といったクリエイターのインタビュー映像も展示いたします。

■『原神』などの著名タイトルへの採用が進むCRIWAREライセンス事業
 CRIWAREは、2021年7月現在、中国市場で累計500ライセンス以上を提供しています。2019年のCRI China設立をきっかけに採用が広がり、『原神』や『アズールレーン』、『白夜極光』など、日本でも人気が高いタイトルに数多く採用されました。その実績が信頼を得ていることに加えて、ACGマーケットの人気で日本展開を見据えたタイトルが増えており、中国のゲームにおけるCRIWAREの採用を後押ししています。

■開会式で注目を集めた日本のゲーム音楽や声優収録を支援するコンテンツ制作事業
 国際スポーツ大会の開会式で日本のゲーム音楽が高い注目を集めるなど、日本のクリエイターが制作したアニメやゲームの音楽が人気を集めています。とくに中国市場ではACGマーケットとして市場を形成しており、一度聞いただけで耳に残る印象的なメロディーを生み出すことができる日本のクリエイターの需要が高まっています。こうした背景のなか、CRIではツーファイブ社のノウハウを活かして、日本のクリエイターと中国の企業をつなぎ、ゲームで使用する音源制作を行っています。

 CRIグループでは、グループ会社とCRI Chinaの連携を強化しながら引き続き中国市場に注力し、シェア拡大をめざします。

■「ChinaJoy」出展概要
 開催期間:ビジネスデー 2021年7月30日(金)~8月1日(日)
      一般公開 2021年7月30日(金)~8月2日(月)
 会場:中国・上海新国際博覧センター(W4会場/B591 ブース)
 公式サイト:https://www.chinajoy.net/cjdhen/

 主な展示内容:
 ・CRI 「ADX2」「CRI Sofdec®2」「CRI ADX® LipSync」
 ・ウェブテクノロジ 「OPTPiX SpriteStudio®」
 ・コンテンツ受託ビジネス

「China Joy」で展示予定の岩垂徳行氏のインタビュー映像

 ※ACG:中国語圏で主に⽤いられる⽇本のアニメ(Anime)、漫画(Comic)、コンピューターゲーム(Game)の⽂化を反映した「2次元」コンテンツの総称。

【岩垂徳行氏について】
 作曲・編曲家。長野県松本市出身在住。
 大学在学中にほぼ独学で作曲の基礎を築く。4年間のバンド活動のあと、数々のゲーム音楽の作曲、アーティストへの楽曲提供、東京ディズニーリゾートなどのショー・イベント、舞台、放送関係など多方面での音楽制作を行っている。また「Japan Expo」をはじめ世界各国でのライブやレコーディングの他、オーケストラへの造詣も深く、「逆転裁判」など多くのゲームタイトルのスコアを制作。指揮者としても活動歴が長く、特に若手の演奏家たちへの指導には定評がある。

【上海希艾維信息科技有限公司(CRI Middleware China Co., Ltd.)について】
 2019年5月に設立したCRIの中国現地法人です。中国における業務提携先Vanguard Sound Technology社と共同出資で設立し、CRIが70%出資しています。中国上海市を起点に、中国市場におけるCRIWAREのライセンス提供、技術サポートを行ってまいります。
 https://www.criware.cn/

【株式会社CRI・ミドルウェアについて】
 「⾳と映像で社会を豊かに」を企業理念として、主に⾳声・映像関連の研究開発を⾏い、その成果をミドルウェア製品ブランド「CRIWARE®」として、ゲーム分野や組込み分野を中⼼にさまざまな分野に展開しています。CRIは、「CRIWARE」を通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティの向上をサポートしてまいります。
 https://www.cri-mw.co.jp/

 ※「CRI」、「CRIWARE」、「ADX」、「Sofdec」、CRIWAREロゴは、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
 ※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

■本リリースに関するお問い合わせ先
 株式会社CRI・ミドルウェア 広報担当
 E-mail:press@cri-mw.co.jp
 URL:https://www.cri-mw.co.jp/

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