株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、東証マザーズ:証券コード 3698、以下CRI)は、超高速・高精度な楽曲解析を実現するミドルウェア製品「BEATWIZ®(ビートウィズ)」を大型アップデートし、より高度なフレーズ解析に対応いたしました。今回の大型アップデートにより、超高速・高精度のビート解析に加え、楽曲に同期した演出がより制作しやすくなりました。
超高速・高精度 楽曲解析ミドルウェア「BEATWIZ」
■さらに高度・高精度なフレーズ解析で、複雑な構成の楽曲でも高速解析が可能に
Aメロ、Bメロ、サビなどの楽曲のフレーズ構成を、瞬時に解析し、それぞれのフレーズの類似度まで具体的に表示します。複数のサビを持つ楽曲や、いきなりサビから始まる楽曲など、複雑な構成の楽曲でも、高精度に解析します。
■解析技術を応用したDSPエフェクターで、ボーカル分離やビート同期するエフェクトを実現
BEATWIZの解析技術を応用し、楽曲に同期した演出を実現するDSPエフェクターを実現しました。
・ボーカル/非ボーカル自動分離フィルター[CVS-HA III]
歌入りの曲を入力するだけで、「歌」と「伴奏」の2つにリアルタイムで分離します。また、抽出した「歌」の音程を解析します。
・ビート同期エフェクター[Sync-FX][Beat Plus FX]
「エコー」や「コーラス」などのDSPエフェクターの時間成分を、楽曲のビートに同期させることにより、ビートに同期したエフェクター制御を可能にしました。エフェクトが常にビートに同期する、これまでにないスムーズかつ心地よい効果を実現します。
・ビジュアライザー描画システム[G.R.FS]
楽曲に合わせて変化する画像を生成する、描画システムです。解析結果を使うので、ビートや盛り上がりに同期したビジュアル演出を容易に実現できます。
BEATWIZ製品紹介ページ
http://www.cri-mw.co.jp/product/amusement/beatwiz/index.html
ボーカル/非ボーカル自動分離フィルター[CVS-HA III]で抽出した音程のデータ
ビート同期エフェクター[Sync-FX]
ビジュアライザー描画システム[G.R.FS]による演出の一例
東京ゲームショウ2017でデモを披露
2017年9月21日から幕張メッセで開催される日本最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ2017」のCRIブースにて、最新版BEATWIZのデモを披露します。
イベント名称 :東京ゲームショウ2017 ビジネスデイ
イベント会場 :幕張メッセ
CRI出展日時:2017年9月21日(木)~22日(金)10:00~17:00
CRI出展概要:http://www.cri-mw.co.jp/event/2017/tgs.html
<BEATWIZとは>
BEATWIZは、楽曲の自動解析を実現する、超高速・高精度 楽曲解析ミドルウェアです。
BEATWIZの特長:
1.楽曲構成を自動で数値化
速さ(BPM値)、拍子数、1拍目の正確な時刻、フレーズ構成、盛り上がりなどを解析・数値化します。
2.超高速で解析
1曲1秒未満、1分で100曲以上を解析可能で、10万, 100万単位の曲にも対応できます。
3.動作が軽くさまざまな機器に実装可能
PC、ゲーム機、スマートフォン、組み込み機器など、さまざまなデバイスに組み込み可能です。
BEATWIZの活用例:
・ゲーム用途など
ビート解析機能によって、任意の楽曲を瞬時に解析して、「音ゲー」を構成する「譜面(ボタンを押す順番)」
を自動生成できます。「自分の好きな曲で遊べる音ゲー」などが実現できます。
・玩具、照明、家電機器制御、イベント演出、遊技機など
検出したビートや盛り上がり情報を用いて、曲に合わせて自動で変化する映像・照明演出に活用できます。
・楽曲配信・カラオケなど
フレーズ解析を応用した、楽曲レコメンド機能や視聴区間の設定に活用できます。
・作曲、耳コピ支援など
ボーカル分離フィルターと音程抽出処理を利用した、自動採譜機能を実現できます。ビート同期エフェクター
を利用した、初心者にも簡単に楽しめるDJシステムへ活用できます。
CRIは、音声や動画をはじめとする多彩なツール&ミドルウェア製品群「CRIWARE」を通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供いたします。開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティの向上をサポートしてまいります。
本リリースに関するお問い合わせ先 広報担当 E-mail: press@cri-mw.co.jp URL: http://www.cri-mw.co.jp/ |
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