ニュースリリース

2018年4月11日

CRIのWeb動画ソリューション「LiveAct PRO」、トヨタ中古車(U-Car)情報サイトGAZOOに採用
トヨタ販売店の中古車が、360°ビューで閲覧可能に

株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、東証マザーズ:証券コード 3698、以下CRI)のWeb動画ソリューション「LiveAct® PRO(ライブアクトプロ)」が、トヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)が運営する、中古車(U-Car)情報サイト“GAZOO.com(ガズー、以下GAZOO)”における車両確認機能として採用されました。

中古車は一物一価のため、車両選びにおいて車両の状態を確認することが重要となります。そこでLiveAct PROの「撮影後の動画や画像を360°ビューに変換してサイトに掲載できる仕組み」を提供することで、Web(スマートフォン、タブレットおよびPCに対応)でもまるで目の前で実車を見ているかのようなユーザビリティを実現しました。様々なアングルから商品を見せることができる360°ビューは、購入意欲を上げたり、購入までの時間を短縮する手段として注目されています。
GAZOOでは、360°ビュー機能の2018年5月(予定)からの全国展開に向け、一部の販売店で2018年3月から導入をスタートしております。

「”滑らかな360°ビュー”で、目の前で実物を見ているような体験」を実現
LiveAct PROは、従来とはまったく異なる技術的アプローチで360°ビューを実現することで、これまでにはない指に吸い付くような「直感的な操作感」やアニメーション(動き)の「なめらかさ」を可能にしています。CRIが長年エンターテインメント業界で培った技術とノウハウをベースに開発した、ブラウザ上で軽快かつ非常になめらかに動作する、独自の360°ビュー機能です。
このLiveAct PROの技術によって、GAZOO上で「滑らかな360°ビューで、まるで目の前で実物を見ているかのような体験」を実現し、今回の採用に至りました。ユーザインタフェース(UI)やユーザ体験(UX)を非常に重視するゲーム業界で培われてきた技術をあますところなく注いだLiveAct PROだからこそ実現できたのが、GAZOOの360°ビューです。

トヨタ中古車情報サイトGAZOO.com の360°ビュー

エクステリア(外装)
直感的なスワイプ操作でアングル変更が自由自在、詳しく見たい箇所はズームUPも可能

インテリア(内装)
全天球パノラマ画像により車体内部をくまなくチェック、VR感覚で内装の確認が可能

市販のデジカメやスマホで撮影するだけ
LiveAct PROのもうひとつの大きなメリットは、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した動画や画像をサーバーにアップロードするだけで、360°ビューを生成できることです。360°ビューへの変換処理はすべて自動で、スマートフォン、タブレットおよびPCのWebブラウザ向けの360°ビューを生成できます。従来型の360°コンテンツのように、コマ撮り(対象物を少しずつ動かしながら1枚1枚静止画を撮影していく手法)が不要なため、撮影時間やアップロード作業が、大幅に短縮できます。コマ撮りと比較して圧倒的な「なめらかさ」を実現できるのも特長です。

トヨタ販売店のインフラもケア
 GAZOOの360°ビューは、全国のトヨタ販売店での導入を予定しており、撮影された大量の動画データが変換サーバーにアップロードされるようになります。そこで、動画をサーバーに伝送する際の時間短縮や通信負荷軽減のため、CRIの、画質劣化なく動画データを1/10に圧縮する高圧縮トランスコーダー「CRI DietCoder®(ダイエットコーダー)」も導入いただきました。これにより、スマートフォンやデジタルカメラで撮影された大容量の動画データを大幅に圧縮して伝送することができるため、通信時間や通信負荷を1/10に削減できます。


■Web動画ソリューション「LiveAct PRO」
ブラウザでの動画再生を非常に軽量に実現し、軽量な動画再生を活かした特殊演出を可能にする、Web動画ソリューションです。技術的制約の多いスマートフォンブラウザで動画を活かし、「驚きのある」Webサイトや、「使いやすい、操作しやすい」Webサイトを実現します。
採用実績:aimerfeel(エメフィール)、オンワード樫山、ハウステンボス、楽天トラベル など
LiveAct PRO紹介ページ:
http://www.cri-mw.co.jp/liveact/

■高圧縮トランスコーダー「CRI DietCoder」
画質劣化なく動画データを1/10に圧縮します。GAZOOのような用途以外にも、監視カメラ映像の圧縮や医療動画の圧縮など、幅広くご活用いただいております。PC端末やクラウドサーバ上はもちろん、Raspberry Piのような小型のシングルボードコンピューターでもご利用いただけます。また、iOS/Android向けアプリ開発用のSDKも用意しておりますので、動画投稿アプリやサービスのように、ユーザがスマートフォンで撮影した動画をアップロードする前にアプリ内で圧縮をすることも可能です。
採用実績:スマートファクトリー監視カメラ(株式会社日立ハイテクノロジーズ)、医療用動画(株式会社ファインデックス)
CRI DietCoder紹介ページ:
https://www.cri-mw.co.jp/product/streaming/dietcoder/

CRIは、CRIWAREを通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供し、開発者の皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティの向上をサポートしてまいります。

※「CRI」、「CRIWARE」、CRIWAREロゴ、「LiveAct」は、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


本リリースに関するお問い合わせ先

広報担当
E-mail: press@cri-mw.co.jp
URL: http://www.cri-mw.co.jp/



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