ニュースリリース

2018年10月10日

重要インフラレベルのセキュリティをIoTデバイス向けに実現する世界初※のソリューション「Vsecure」(CRI DietCoder搭載)をリリース、Terafence社より北米市場へ出荷開始
~サイバーセキュリティ先進国のイスラエルを拠点とし、CRIの資本業務提携先であるTerafence社と共同開発~
※Terafence社調べ

株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、東証マザーズ:証券コード 3698、以下CRI)と、2018年3月に資本業務提携を行ったIoTサイバー・セキュリティに関する製品・サービスの開発を行うTerafence Ltd.(本社:Haifa Israel、創業者兼CEO:Hezi Erez、以下Terafence社)は、重要インフラと同等のセキュリティ環境を物理層で実現するIoTサイバーセキュリティソリューション「Terafence Vsecure™(CRI DietCoder®搭載)」(以下Vsecure)の提供を開始いたします。
第1弾として10月から米国ニューヨークに本社を置くビルディングセキュリティカンパニーであるVisentry社のビルマネジメントシステム(BMS)で運用が開始されます。今後、北米に加え、インド、ロシア、イスラエル市場をターゲットに展開を進める予定です。
※Terafence社調べ

IoTサイバーセキュリティソリューション「Terafence Vsecure(CRI DietCoder搭載)」

近年、IoTに関するアプリケーションやデバイスの普及により、サイバー攻撃やハッキングによるリスクおよび脆弱性の問題が深刻化しており、サイバーセキュリティへのニーズが高まっています。
あらゆるものがインターネットに接続するIoT化の進行によりIoTデバイスに対するセキュリティ確保が重要な課題となっています。国立研究開発法人情報通信研究機構の「NICTER観測レポート2017」によると、2016年はサイバー攻撃が前年比約2.2倍と急激に増加し、2017年も前年比約1.2倍と依然増加傾向にあります。このうち、IoT機器はサイバー攻撃の対象として半数以上を占めます。

このような環境下、Vsecureは、IoTに対するサイバーセキュリティ領域でのセキュリティニーズにあわせ、ビルマネジメントシステム、スマートシティ、スマートコミュニティ等、今後も成長が見込まれる市場を対象に独自に考案設計されています。
また、従来は重要インフラでしか用いることができなかった「片方向通信」による強固なセキュリティを物理層で実現しています。これにより、サイバー攻撃からの堅牢性を究極まで高め、広くIoT機器向けに重要インフラと同等レベルの安全性をご提供できるようになりました。

特に、IoT機器として普及が進む監視カメラ領域では、CRIの動画加工技術によって片方向通信による動画伝送を実現するとともに、CRI DietCoderにより動画ファイルの伝送量を1/10以下に圧縮することで狭帯域でのデータ伝送を実現しました。
Vsecureは、Terafence社のセキュリティ領域における豊富な経験とノウハウにより、従来は数千万円規模の重要インフラレベルが必要としている以上の機能を実現します。

■製品紹介 : https://www.cri-mw.co.jp/cybersecurity/Vsecure.pdf

【Terafence社について】
名称:Terafence Ltd.
代表者:CEO & Co-Founder Hezi Erez
所在地:Nahum Het 5, Haifa Israel
URL:https://www.terafence.com/ 
設立:2015 年 11 月 16 日
事業内容:サイバー・セキュリティに関する製品およびサービスの開発


また、CRIとTerafence社は、10月10日から12日まで東京ビッグサイトで開催されるサイバーセキュリティワールド2018に共同出展し、「Vsecure」を初展示いたします。さらにTerafence社 CEO & Co-FounderのHezi Erez氏が来日し、両社で重要インフラにおけるIoTデバイスの最新サイバーセキュリティ施策について講演を行います。

■サイバーセキュリティワールド2018 出展及び講演の概要
イベント名称:サイバーセキュリティワールド2018 (RISCON TOKYO特別併催企画)
イベント会場:東京ビッグサイト 西ホール1階 サイバーセキュリティワールドブース 3B07
日時:[展示] 2018年10月10日(水)~12日(金)10:00-17:00/[講演] 2018年10月12日(金)12:30~13:30
出展内容:IoTデバイスに接続するだけで電力や交通など重要インフラ向けレベルのセキュリティ環境を実現する「Vsecure」を展示します。
講演内容:重要インフラにおけるIoTデバイスの最新サイバーセキュリティ施策
講演者:Terafence Ltd. CEO & Co-Founder Hezi Erez 氏
    株式会社CRI・ミドルウェア インターネット事業部 担当部長 佐々木 秀明
    エンターテインメント事業本部 研究開発部 リードエンジニア 渡邉 光輝
ウェブ:https://www.cri-mw.co.jp/event/2018/csw.html

※「CRI」、CRIWAREロゴ、「CRIWARE」「DietCoder」は、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの商標または登録商標です。
※「Vsecure」はTerafence,Ltd.の商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。


本リリースに関するお問い合わせ先

広報担当
E-mail: press@cri-mw.co.jp
URL: http://www.cri-mw.co.jp/

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