CRIグループについて

沿革

1983年

  • 独立系ITソリューションベンダーCSKのグループ企業「株式会社CSK総合研究所(略称CRI)」設立。
  • 人工知能や音声・映像技術、CD-ROMメディアの研究開発を行う。

1989年

  • FM-TOWNS(富士通より発売された、世界初のCD-ROMを標準搭載したパソコン)の開発にあたり技術協力を実施。また、FM-TOWNSのコアシステム「Towns GEAR」を開発。
  • CD-ROMメディアでの提供としては日本初となるソフト「アフターバーナーII(FM-TOWNS)」を発売。
アフターバーナーII
(FM-TOWNS)

1996年

  • 1990年代よりセガのプロジェクトに参画、マルチストリーム技術や音声圧縮技術の研究を本格化。
  • 家庭用ゲーム機「セガサターン™」向けにミドルウェアを提供開始(CRI ADX、CRI Sofdec、CRI Clipper等)。
セガサターン
ADX、Sofdecロゴ

1998年

  • 家庭用ゲーム機「Dreamcast®」向けにミドルウェアを提供開始。
Dreamcast

2001年

  • 現「株式会社CRI・ミドルウェア」を設立。
  • ミドルウェアのマルチプラットフォーム化(市場多角化)を推進するためCSK・セガグループから独立。
  • 家庭用ゲーム機「PlayStation®2」「NINTENDO GAMECUBE®」「Xbox®」向けミドルウェアを提供開始。
PlayStation 2
NINTENDO
GAMECUBE
Xbox

2002年

  • オフィスを表参道に移転、米国オフィスをサンフランシスコに創設。
  • 各種業務用ゲーム機向け、およびPC(Windows)向けミドルウェアを提供開始。
  • 「TMPGEnc」シリーズ(株式会社ペガシス)にて「CRI Sofdec」テクノロジーが採用。
TMPGEnc

2003年

  • ミドルウェア製品群を、世界標準の立体音響システムである「ドルビーデジタル5.1ch」に対応。
  • CEDEC(CESA Developers Conference)への本格出展を開始。
ドルビーデジタル
CEDEC当社セミナー

2004年

  • ゲーム雑誌「gamedeveloper」にてオーディオ部門「FRONTLINE AWARD ’04」を受賞。
  • 「Best of WPC Expo 2004(日経BP社)」にて、当社CRI Sofdecが「テクノロジー部門賞」を受賞。
WPC EXPO 2004
テクノロジー部門賞受賞

2005年

  • 家庭用ゲーム機「PlayStation®3」「Xbox360™」向けミドルウェアを提供開始。
  • 携帯型ゲーム機「PSP®」向けミドルウェアを提供開始。
  • 当社ミドルウェア採用タイトル数が累計1,000作品を突破。
PlayStation 3
Xbox360
PSP

2006年

  • 家庭用ゲーム機「Wii®」向けミドルウェアを提供開始。
  • マルチコア搭載型ゲーム機向けの新製品「CRI Audio」を提供開始。
  • 米国子会社「CRI Middleware, Inc.」を設立。
  • 製品群の総称を示す新ブランド「CRIWARE」を立ち上げ。
Wii
CRI Middleware, Inc.
CRIWAREブランドロゴ

2007年

  • 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS®」向けミドルウェアの提供を本格化。
  • DS向けミドルウェア「救声主」「ファイルマジック」を提供開始。
  • フルHD映像キャプチャサービス「CRI-HVC」を開始。
  • Wii向け動画システム「シネマスタジオ」を提供開始。
ニンテンドーDS

2008年

  • 声質を変えずに再生速度をリアルタイムに制御できる技術「C-TST」を発表。
  • 「SpursEngineパートナーズ会」(東芝 セミコンダクター社)に参画。
  • ファイル圧縮&パッキングシステム「ファイルマジックPRO」を提供開始。
  • 「ACCESS™ Connect Ecosystem」(ACCESS)に参画。

2009年

  • iPhone/iPod touch向けサウンドミドルウェア「i救声主」を発表。スマートフォン事業に参入。
  • iPhone向けクラウド対応インアプリPRエンジン「CLOUDIA」を発表。
  • 本社オフィスを渋谷に移転。
  • CRIWARE採用タイトルが累計2,000作品を突破。
  • SpursEngine対応 高速H.264エンコーダ「SpursCoder」提供開始。
本社オフィスビル外観
CRIWARE採用タイトル
累計2,000突破

2010年

  • 「CRI Elements Plug-in for TOSHIBA」を東芝dynabook Qosmio向けに提供。
  • 組込み機器向け音声ミドルウェア「CRI ADX7」を提供開始。
  • 「CRI ADX」を15年ぶりにメジャーバージョンアップし、オール・イン・ワン型オーディオソリューション「CRI ADX2」として提供開始。
  • 「CRI Sofdec」のメジャーバージョンアップ版「CRI Sofdec2」を提供開始。
CRI ADX2ロゴ
CRI Sofdec2ロゴ

2011年

  • 携帯型ゲーム機「PlayStation®Vita」向けミドルウェアを提供開始。
  • 組込みマイコン向けサウンド/ムービーミドルウェア「D-Amp Driver」「かるイイ音」「かるエエ像」を提供開始。
  • スマートデバイス向け営業プレゼンテーションシステム「MR2GO – DMV powered by CLOUDIA」をCSK(現SCSK)と共同開発。製薬業界向けに提供開始。ゲーム業界のノウハウをエンタープライズに初導入。
  • 当社設立から、満10年を迎える。
  • 「CRI ADX2」がCEDEC AWARDS2011サウンド部門で最優秀賞を受賞。
  • 「D-Amp Driver」がET AWARD2011ソフトウェア分野で優秀賞を受賞。
組込みマイコン向けに
ミドルウェアを展開
CEDEC AWARDS 2011
サウンド部門最優秀賞受賞
ET AWARD2011
ソフトウェア分野優秀賞受賞

2012年

  • オリンパス製マルチトラック対応レコーダー「LS-100」にリアルタイム音声処理技術などのサウンド技術を提供。
  • CRIWAREをゲームエンジンUnityに対応。
  • 家庭用ゲーム機「Wii U™」向けミドルウェアを提供開始。
  • 専門学校(バンタンゲームアカデミー)の授業に「CRI ADX2」を提供。プロ向けツール提供で実践型人材育成を支援。
ゲームエンジン
Unityに対応
オリンパス製レコーダー
「LS-100」
バンタンゲームアカデミー
授業風景

2013年

  • インディーズ向けに無償版サウンド開発ツール「CRI ADX2 LE」を提供開始
  • 家庭用ゲーム機「PlayStation®4」向けミドルウェアを提供開始。
  • 代表取締役社長に押見正雄が就任。新体制がスタート。
  • CRIWAREをゲームエンジンCocos2d-x、Unreal Engine 4に対応。
CRI ADX2 LE ロゴ
ゲームエンジン
Cocos2d-xに対応
ゲームエンジン
Unreal Engine 4に対応

2014年

  • CRIWARE、ゲーム史上最高制作費の超大作「Destiny」に採用。
  • 2014年11月27日 東京証券取引所マザーズ市場に上場。
「Destiny」に採用
東京証券取引所マザーズ市場に上場

2015年

  • CRIWARE採用タイトルが累計3,000作品を突破。
  • 慶應義塾大学医学部の「在宅医療支援システム」構築プロジェクトに参画。
  • 提携企業がCRIWAREを紹介する「CRIWARE アンバサダー・プログラム」をスタート。
  • 超高速・高精度 楽曲解析ミドルウェア「BEATWIZ」を提供開始。
  • Shanghai Oriental Pearl Media(中国におけるPlayStation 4およびXbox Oneの唯一の提供事業者)と、中国のゲーム開発ミドルウェアに関する戦略的提携を発表。
CRIWARE採用タイトル
累計3,000突破
BEATWIZ

2016年

  • 動画サイズを1/2に圧縮する、高圧縮トランスコードシステム「CRI DietCoder」を提供開始。
  • 世界最大のゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference 2016」に出展。
  • 慶應義塾大学医学部と「在宅医療支援システム構築プロジェクト」に関わる「治療方針決定支援システム」の特許を取得。
  • バンダイナムコエンターテインメントがオープンするVRエンターテインメント研究施設のVRアクティビティに、「CRI ADX2」が採用。
  • 米国イマージョンコーポレーションと技術提携し、新たに触覚技術(ハプティック)に対応。
  • 2D/3Dグラフィックスミドルウェア「アクロアーツ」の事業を、セガゲームスより移管。
  • スマートフォンゲーム向け触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX Android版」の提供を開始。
  • スクウェア・エニックスと、CRIWAREの使用に関する包括ライセンス契約を締結。
  • 音声ミドルウェア「かるイイ音」がシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」に採用。
  • 中国ゲーム市場向けミドルウェア事業強化で、中国のVanguard Soundと提携。
  • ブラウザ向けWEB動画ミドルウェア「LiveAct PRO」を提供開始。
  • ブラウザゲーム開発向けミドルウェア「CRI ADX2 for ブラウザ」の提供を開始。
  • UEIソリューションズとVR向け技術で提携し、高画質実写VR動画ソリューションパッケージ「VRider plus Powered by CRIWARE」を提供開始。
  • ファインデックスと医療動画管理分野で提携し、医療動画を1/2に圧縮できる画像ファイリングシステムの提供を開始。
CRI DietCoder
LiveAct PRO

2017年

  • 日立ハイテクとスマートファクトリー向けIoTインフラ構築で提携。
  • ブザーを音声ガイドに変える音声ミドルウェア「ピエゾD-Amp Driver」が、矢崎エナジーシステムのガス警報器に採用。
  • 車載組込み用サウンドミドルウェア「CRI ADX Automotive」を提供開始。
  • 日本最大のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2017」にて、PlayStation®VR専用アプリ「DMM.com」、および「ウイニングイレブン」の開発事例を公開。
  • 「CRI HAPTIX」がiOS/Androidの両OSに対応。
  • CRIWARE採用タイトルが累計4,000作品を突破。
  • クリエイティブUIミドルウェア「Aeropoint GUI」を提供開始。
  • パイオニア、およびスウェーデンのDirac Research ABと業務提携。
CRI ADX Automotive
Aeropoint GUI

2018年

  • 音楽・音響制作向けエフェクトプラグイン「McDSP」を、「CRI ADX2」のオプション機能として販売開始。
  • 「LiveAct PRO」が、トヨタ自動車が運営する中古車(U-Car)情報サイト“GAZOO.com”に採用。
  • ウェブテクノロジの全株式を取得し子会社化。
  • デジタルサイネージのクリエイティブ(広告)制作向けミドルウェア「Aeropoint Signage」の提供を開始。
  • 重要インフラレベルのセキュリティをIoTデバイス向けに実現する世界初のソリューション「Vsecure™」(CRI DietCoder搭載)をリリース。資本業務提携先であるイスラエルのTerafenceより北米市場へ出荷開始。
ウェブテクノロジ
Aeropoint Signage

2019年

  • パイオニア、スウェーデンのDirac Research ABと共同で開発した音響補正アプリケーション“Dirac Audio by CRI for Fujitsu”が、富士通パソコン「FMV」のデスクトップモデルに採用。
  • Googleが提供する新世代ゲームプラットフォーム「Stadia」向けにミドルウェアを提供開始。
  • 株式会社ecbeingの動画制作ツールのコア技術にWeb動画ソリューション「LiveAct PRO」が採用。
  • サウンド再生ミドルウェア「D-Amp Driver」が富士ゼロックスの複合機「ApeosPort-VII C / DocuCentre-VII C」シリーズに採用。
  • 中国子会社「上海希艾維信息科技有限公司」を設立。
  • 圧電素子音声出力技術が京セラとライオンが共同開発したハブラシ「Possi(ポッシ)」に採用。
  • CRIWARE採用数が5,000ライセンスを突破。
  • 子会社ウェブテクノロジが、高画質テクスチャ変換機能を搭載した画像最適化ツール「OPTPiX ImageStudio 8」を発売開始。
  • 音声・映像に関するCRI独自のAI技術が第一興商の業務用通信カラオケシステム「LIVE DAM Ai」に採用。
  • 「CRIWARE」が、Google「Stadia」のローンチタイトル「FINAL FANTASY XV」および「Destiny 2」に採用。
  • ゲームサウンドの制作を行うツーファイブの全株式を取得し子会社化。
  • 音声データから自然な口の動きを自動生成する音声解析ミドルウェア「CRI ADX LipSync」を提供開始。
ツーファイブ
CRI ADX LipSync

2020年

  • 「CRI ADX LipSync」が、バンダイナムコエンターテインメントが提供するスマートフォンアプリ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトスポット」に採用。
  • サウンドミドルウェア「ADX7」が、バンダイナムコアミューズメント製メダルゲーム機「海物語 ラッキーマリンツアーズ」に採用。
  • ネットワークを活用したゲーム開発・運営に強みを持つアールフォース・エンターテインメントの全株式を取得し子会社化。
  • 学校の遠隔授業を支援する動画を活用した新サービス「スマート授業 by LiveAct PRO」を提供開始。
  • 子会社ツーファイブが、スタジオに立ち会わずに音声収録を監修できる「リアルタイム遠隔監修システム」の提供を開始。
  • ゲーム開発者向けミドルウェア「CRIWARE」の海外での累計採用数が500ライセンスを突破。北米、欧州、中華圏を中心に世界各国で130社以上に採用。
  • 「CRIWARE」の知育・教育アプリ向けプランを提供開始。
  • デジタル展示会プラットフォーム「CRI DXExpo by LiveAct PRO」を提供開始。
  • CRI、パイオニア、Diracが開発した「Dirac Audio by CRI for Fujitsu」が、富士通パソコンFMV全17機種に採用。
  • 中国子会社のCRI Chinaが、中国のゲーム開発者向け技術交流イベント「CRIWARE Tech Summit 2020」を中国上海で初開催。
  • 「CRI ADX®2」のソフトウェアロボット機能「CRI Atom Craftロボット」をリリース。
  • 「CRI ADX®2」が独Steinberg社の提供するDAW「Nuendo」と連携、全世界向けにリリース。

2021年

  • スウェーデンのDirac Research ABと国内代理店契約を締結。
  • 「STAFF START」を運営するバニッシュ・スタンダードと提携、動画投稿機能「PLAY(プレイ)」の基盤技術にCRIの「LiveAct® PRO」が採用。
  • IoTサイバーセキュリティ専門企業Terafenceと共同開発した「Vsecure」が沖縄の防衛施設に採用。
  • 楽器を奏でるような爽快なUI/UXを実現する「CRI ADX」の新機能「SonicSYNC」を全世界向けに提供開始。
  • CRIグループ4社初の合同オンラインイベント「CRI CREATORS CONFERENCE 2021」を開催。
  • リアルタイム通信エンジン「Diarkis」を提供する株式会社Diarkisと業務提携。
  • 20周年の記念事業としてCRIWARE」をフルリニューアルし、ブランドロゴや製品ロゴをCRIのブランドプロミス「挑戦・信頼・革新」を象徴するデザインに一新。
  • 音声解析リップシンクミドルウェア「CRI LipSync」がバーチャルアバター制作支援ツール「Animaze」に標準搭載。
  • オンラインコミュニケーションプラットフォーム「CRI TeleXus®」を発表。
CRI CREATORS CONFERENCE 2021
CRIWARE
新ブランドロゴ

2022年

  • ネットワーク動画再生技術「CRI VOD Player」がNintendo Switch™版「ABEMA」アプリに採用。
  • DolbyAtmos 7.1.4ch環境を備えたスタジオを含む、3つのサウンドスタジオを建設。
  • 日清紡マイクロデバイスと「CRI D-Amp Driver®」との組み合わせで高品質な音声再生を実現するスピーカードライバIC「NA1150」を展開。
  • メタバースやゲームなど仮想空間で新たなコミュニケーションを実現する「CRI TeleXus」の正式提供を開始。
  • 日本最大規模のゲーム開発者向け技術カンファレンス「CEDEC2022」に「CRIWARE」を提供。
CRI TeleXusロゴ

2023年

  • モビリティ分野における「CRIWARE」の累計採用数が200万台を突破。
CRI ADX Automotiveロゴ

※上記の情報は、2023年11月現在のものです。