「CRI 音響補正ソリューション」は、Dirac社の音響補正・音場補正技術「Dirac Audio enhancement」を背景に、CRIのソフトウェア技術によってお客様にお届けする、総合的な音響ソリューションです。
対応プラットフォーム :
2021年3月10日
CRI、先進的な音響最適化技術を有するDiracと国内代理店契約を締結
~両社でゲーム、自動車など幅広い市場へ事業を拡大~
インパルス応答性を補正し、音質を向上させる
【音質向上の例】
音がこもってしまいがちです
↓
音が明瞭に聞こえるようになります
音の定位がぼやけてしまいがちです
↓
音の定位が良くなり、明確になります
独自のデジタル補正技術により、周波数特性とインパルス応答性を整え、音質を向上させます。
インパルス応答性を補正することで、これまでのイコライザー補正だけでは出来なかった、音の明瞭さや音の定位が向上します。
スピーカーの間が近いと、左右の音が混じってステレオ感が失われます。
そこで、ヘッドフォンのように右のスピーカー の音を右耳に、左のスピーカーの音を左耳に届くように、クロストークをキャンセルする信号を加え、左右の音のセパレーションを修復し、臨場(ステレオ)感を最大限に引き出します。
マルチバンドのダイナミックレンジコンプレッサーにより、 入力された音源を解析し、帯域ごとに適正なコンプレッションを かけることで、音のひずみをおさえながら、音量感を上げる 事ができます。
リアルタイム(出力時)に補正する場合
測定した補正パラメータをもとに、音データを出力時にリアルタイム補正するソフトウェアモジュールをご提供します。
事前に補正する場合
測定した補正パラメータを元に、音データ自体を補正し、ご提供します。
リアルタイムに補正したいが、ソフトウェアモジュールの組込みが難しい場合
音データを出力時にリアルタイム補正するハードウェアモジュールをご提供します。(※予定 )
・富士通パソコン「FMV」のデスクトップモデル
音響補正技術「Dirac Audio enhancement」をベースにした音響補正アプリケーション“Dirac Audio by CRI for Fujitsu”が採用され、筐体スピーカーのこもりがちな音をリアルタイムに補正し、クリアで臨場感を最大限に引き出した音を再生します。
<ご参考>2019年2月12日 ニュースリリース
CRI、パイオニア、Diracが開発した音響補正アプリケーションが富士通パソコン「FMV」のデスクトップモデルに採用
・富士通パソコン「FMV」17機種
2020年10月に発売された富士通パソコン「FMV」の7シリーズ17機種すべてに“Dirac Audio by CRI for Fujitsu”が採用されました。CRIが培ってきた音声ソフトウェアのノウハウや技術を発揮し、オンライン会議やオンライン授業等の拡がりによりニーズが高まる音質の向上に寄与しています。
<ご参考>2020年10月19日 ニュースリリース
CRI、パイオニア、Diracが開発した音響補正アプリが本日発表された富士通パソコンFMV全17機種に採用