「CRI SOLIDAS」とは
が可能な、新世代のフルデジタルオーディオのためのソリューションです。
音声出力処理を「CRI D-Amp Driver」というCRI独自のソフトウェアで行うことにより、ハードウェア部品(音声処理LOGIC、DAC、ローパスフィルタ、アンプ、…その他)が少なくなるため、ノイズが少ない高品質な再生ができます。
汎用のマイコン/FPGA※を使うことで、多チャンネル(例:7.1ch)の出力を1chipでコントロールできます。出力までフルデジタルのため、位相ずれや出力差などが生じない理想的な再生ができます。
【※FPGAについて】
動作検証用のFPGAとして、EFINIX社の「Titanium Ti60」を使用しました。
マイコン/FPGA内には、「CRI DSP」(ソフトウェア)を搭載し、お客様の製品に合った信号処理を行うことができます。それぞれの機能を実現するために専用のIC等を搭載することなく、マイコン/FPGAの中で処理することができます。
[音声信号処理の例]
機能名 | 機能 |
---|---|
エコーキャンセラー | マイクからの音声がハウリングしないようにコントロールする |
ノイズキャンセル | 入力されたノイズ成分を取り除き、クリアな音にする |
ゲインコントロール | MIC等も含めた入力音源を増幅(減少)させることで、聞きやすくする |
セレクター | 多数の入出力の切り替え、混合等を切り替えする |
イコライザー | 周波数毎の音量を調節し、出力時(スピーカー)のレベルを一定に保つ |
コンプレッサー | 歪をコントロールして、音を太らせ、小口径のスピーカーでも音量感をUPします |
低域増強 | 倍音成分付加により、スピーカーによらず低域を拡張し、音にメリハリをつける |
インパルス応答性制御 | インパルス応答の乱れを元に戻し、音のこもりを防ぐ |
音場生成 | 多チャンネル内における音場(音の定位)を生成する |
一般的なD級アンプ(右図)に比べ、特に低音時の波形がきれいに出力されるため、より忠実な音で再生します。
また一般的なD級アンプ(右図)に比べ、PWM出力がきれいなため歪みが少なく、ノイズも低く抑えられています。
測定限界レベルの残留ノイズで、3万円程度のヘッドフォンアンプに比べ少なく、マスタリンググレードのプロ用アンプと同等の低ノイズです。
[残留ノイズレベル(他社製品比較)]
弊社は録音スタジオ・音響設備を自社に設置し、音響・音声に関する豊富な経験や高度なサウンド技術を有しており、組込み機器向け音声コンテンツの企画・設計から最終的な調整まで、各段階に合わせた最適なサポートを提供します。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。