ゲーム開発向けに音声・映像のミドルウェアブランドCRIWARE®を展開する株式会社ＣＲＩ・ミドルウェア(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：押見正雄、東証マザーズ：証券コード3698、以下ＣＲＩ)は、統合型サウンドミドルウェアの無償版である「CRI ADX®2 LE（以下ADX2 LE）」の大型アップデートを実施しました。

ADX2 LEは、ゲームならではのサウンド演出を手軽に実現する、便利な機能を多く搭載した無償版サウンドミドルウェアです。製品版の「CRI ADX2（以下ADX2）」は、スマートフォン、コンソール機等、様々なプラットフォームで累計4,500を超えるタイトルに採用されており、その無償版となるADX2 LEでは、製品版とほぼ同等の機能が利用でき、2013年のリリース以来、多くのインディーゲームや個人・団体でのゲーム制作に活用されています。

今回ＣＲＩはADX2 LEの大型アップデートを実施し、従来より要望の多かったMac開発環境への対応やツールインターフェースの刷新などによって、さらに効率的な開発環境を実現しました。
今後もインディーゲーム開発者、教育機関等、幅広い層に手軽にご利用いただけるサウンドミドルウェアとして、アップデートを続けてまいります。

また、今回のアップデートによるインターフェースの刷新に合わせ、ADX2のツールレクチャー会を実施いたします。個人・法人を問わず、最新バージョンの製品版ADX2および無償版ADX2 LEをご利用の方、またはこれからご利用予定の皆様がご応募いただけますので、ぜひご参加ください。


■CRI ADX2新バージョンツールレクチャー会概要
・日程：2019年3月6日（水）
・時間：19時〜20時半頃
・会場：ＣＲＩ・ミドルウェア会議室
・参加人数：20名程度（先着順・ハンズオン形式）
・参加費：無料
・持ち物：最新版ADX2またはADX2 LEインストール済みのPC
・参加お申し込みフォーム：https://game.criware.jp/lecture190306/


■ADX2 LEとは
ゲームならではのサウンド演出を手軽に実現する、便利な機能を数多く搭載したサウンドミドルウェアです。最先端のゲームサウンド制作現場でのニーズやノウハウが反映されており、インタラクティブミュージックの実装等、高度なサウンド演出から細かい音の調整まで、全てがグラフィカルなツール上で直感的に行えます。

①幅広いOS、ゲームエンジンでの開発に対応
Windowsに加え、新しくMacでの開発環境に対応しました。さらにUnity、Unreal Engine 4、cocos2d-xといった主要なゲームエンジンにも対応しており、幅広い開発環境でより効率的なサウンド制作を実現します。

②直感的なツールと充実したデバッグ機能
サウンドオーサリングツールにはデータ管理、調整など作業に応じた8種のGUIを搭載し、最適なUIに切り替えながら直感的にサウンド制作を行うことができます。また音数、CPU負荷などの再生状況を数値およびグラフで表示できるプロファイラ機能の実装により、効率的なデバッグに貢献します。

③独自圧縮コーデックでファイルサイズを小さく
ＣＲＩの独自の高圧縮音声コーデック「HCA」、複数音同時再生時に低負荷を実現する「HCA-MX」が使用できます。


■採用事例
ADX2 LEは、数多くのスマートフォンアプリやPCゲームに採用されています。
コンソール機器への展開の場合は安価な製品版への移行が可能です。

潮騒セイレーン「海のカケラ」

souvenir cric.「クロワルール・シグマ」

■「CRI ADX2 LE」詳細・ダウンロード
https://game.criware.jp/products/adx2-le/

ＣＲＩは、音声や動画をはじめとする多彩なツール＆ミドルウェア製品群「CRIWARE」を通じて、ユーザビリティの向上、クオリティ向上のための技術やソリューションを提供いたします。すべてのゲーム開発者およびゲーム開発者を志す皆様の課題解決をサポートするとともに、エンドユーザーのユーザビリティの向上をサポートしてまいります。

• 印刷用ファイル（PDF形式、455KB）