「ゲームのロード時間はできるだけ短いほうがいい!」
これは、ゲームユーザおよびゲーム開発者にとって、共通の願いです。
CRIは、新しいミドルウェア「ファイルマジックPRO」を通じてこの問題に取り組み、ゲームユーザおよびゲーム開発者がそれぞれハッピーになれるようなソリューションを提供します。
ロード時間は短ければ短いほどイイ!それは当たり前のことですが、ここではもう少し詳しく、この厄介な「ロード時間」に対して、
(1)ゲームユーザ
(2)ゲーム開発者
それぞれが、どのように感じているかについて調査した結果をご紹介します。
これほどゲームユーザの関心が高いロード時間の問題ですが、残念ながら、ロード時間がゲームプレイやユーザ満足度に与える影響を知ることができる機会はあまり多くありません。
その点で、今回の調査は非常に興味深い結果が出ています。ご参考頂ければと存じます。
なお、ゲームユーザへの調査は、IRI-CT社のゲームニュースサイト「iNSIDE」の多大なるご協力を賜りました。
おかげさまで、600名以上ものゲームユーザの貴重なご意見を集めることが出来ました。
■iNSIDE:
http://www.inside-games.jp/
■調査告知ページ(ご参考):
http://www.inside-games.jp/special/loading/
なお、ゲーム開発者への調査は、当社独自のサーベイによるものです。(2008年5月13日実施、対象150名)
実施場所 | iNSIDE内特設ページ |
---|---|
実施期間 | 2008年8月12日~17日 |
調査対象 | ゲームユーザ 603名 |
・はい | ・・・ 578(96%) ・・・ 25(4%) |
→ロードが長いと感じたことのあるユーザが圧倒的
・ない方がいい! | ・・・ 572(96%) ・・・ 31(4%) |
・PS2 | ・・・ 216(36%) ・・・ 120(29%) ・・・ 172(20%) ・・・ 53(9%) ・・・ 34(6%) ・・・ 8(1%) |
・NDS | ・・・ 472(78%) ・・・ 78(13%) ・・・ 27(4%) ・・・ 13(2%) ・・・ 9(1%) ・・・ 4(1%) |
・2秒 | ・・・ 222(37%) ・・・ 271(45%) ・・・ 88(15%) ・・・ 21(3%) |
→ロードは5秒までしか待てないという意見が82%
■ロードの頻度について
・ロードの頻度にもよります。体感時間って大事だと思います。
・長さよりも細かいロードが何度も行われるほうが気になる。
・頻繁にロードがある場合は極力少ない方が良いがロードが少ないゲームならある程度は待てる。
・ローディングの頻度が少ないことも重要
・ローディングはやはり気になりますね。長さよりも、頻繁さが多いほうがストレスがたまります。15秒2回よりも、5秒6回のほうがため息が出そうになります。
■ロードの進捗状況について
・せめてバーを出して後どれくらい待てばよいかわかればいいと思います。先の見えない待機はつらいものがあります。
・データ量に伴いロードが長くなるのは仕方がないが、 ロード画面の間、そのゲームの情報とかを表示して欲しい。
・ロードはしょうがないけど、 現在何%まで読み込んでいるのかが分かるような工夫が欲しい。
■ロード時間を短くするゲームづくりをしてほしいという意見
・ロード時間は仕方ないことですが、クリエイター側がそれをどう考え、改善しようとしているかどうかで大きく変わることだと思う。
・ロード時間を短くしたいならROM以外に選択肢は無いのでしょうが、作りこみが甘い(データの並べ方が乱雑?)せいでロードが長くなるのはカンベン願いたいです。
・長いロードはそれだけでゲームの魅力を減少させてしまうと思います。だからこそ開発に携わる人には、こう言いたいです。「せっかくおもしろいのにロードが長いせいで台無し、もったいないですよ」
・ロード時間を短くする技術も積極的に開発して欲しい。
※調査は2008年8月12日~17日にゲームコミュニティサイトiNSIDEにて実施。
※調査対象:ゲームユーザ603名
・既存の非可逆圧縮コーデックを利用する程度 (ADPCM,JPG,ADX,Sofdec等) ・・・70(47%)
・自社で可逆圧縮技術を積極的に導入している ・・・60(40%)
・ファイル圧縮のための市販ツール&ミドルウェアを利用している ・・・15(10%)
・特に利用していない ・・・5(3%)
→半数のゲーム開発者が可逆圧縮を利用していない
・できるかぎり対策しているが、より良い手法を探している ・・・110(73%)
・悩んでいる (ロード時間をもっと短くしたい) ・・・24(16%)
・特に悩んではいない ・・・16(11%)
→約9割のゲーム開発者がロード時間削減のより良い手法を探している
・気にしているが、手作業では限界があると感じている ・・・78(52%)
・常にファイルの最適配置を心掛けている ・・・43(29%)
・特に気にしていない ・・・29(19%)
→半数以上の開発者が手作業でのデータ配置に限界があると感じている
・メディアの容量不足で悩むことが多い ・・・49(33%)
・クオリティやボリュームを我慢することで解決している ・・・37(25%)
・特に不満はない ・・・62(42%)
→半数以上の開発者がメディアの容量制限に悩んでいる
※調査は2008年5月にCRIが独自に実施。
※調査対象:ゲーム開発者150名
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