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「第3回自動運転EXPO」に出展しました。

 CRIは、2020年1月15日から3日間、東京ビッグサイトで開催されたイベント、クルマの最先端技術展「オートモーティブ ワールド2020」内「第3回 自動運転EXPO」に出展しました。
 会期中は多くのお客様に、CRIブースにご来場いただき、大変盛況を博することができました。

 「オートモーティブ ワールド」は、自動運転、クルマの電子化・電動化、コネクティッド・カー、軽量化など、自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に出展する展示会です。
 CRIブースでは、車載向けのサウンドソリューションのデモとして、「メータークラスタ向けデモ」「車載インフォテインメント向けデモ」「AVAS(車両接近通報装置)向けデモ」「筐体音響補正デモ」などの展示を行いました。

■メータークラスタ向けデモ 

 DMS(Driver Monitoring System)搭載のメータークラスタを模した音声デモを行いました。
 ドライバーの顔や行動を車載カメラが認識し、眠気やよそ見に対して警告を発します。例えば、ドライバーの目が開いていないのをカメラが検知すると「眠気を検知しました」、携帯電話を耳に当てて運転しているのを検知すると「運転中は携帯電話の使用は禁止されています」などと、警告音と音声ガイドで注意喚起します。

 ・使用ミドルウェア: CRI ADX Automotive

「メータークラスタ向け音声ソリューション」

■車載インフォテインメント向けデモ

 カーナビゲーションやエアコンなどのコントロール画面を模したデモを展示しました。
 このデモ画面は、専門知識がなくても、使い慣れたPowerPoint®を使って編集できる、グラフィックUIツール「AeropointGUI」で作成しています。


 ・使用ミドルウェア:CRI ADX Automotive  Aeropoint GUI

「車載インフォテインメント向け音声ソリューション」

■AVAS(車両接近通報装置)向けデモ

 電気自動車やハイブリッド自動車への装着が義務付けられた「車両接近通報装置」向けを想定し、車速に応じてリアルなエンジン音を再現する技術デモを披露しました。

 ・使用ミドルウェア:D-Amp Driver

「AVAS(車両接近通報装置)向け音声ソリューション」

■筐体音響補正デモ

 車載のスピーカーは内装の奥まった場所に装着されるため、音がこもって聞こえます。そういった場合でも大きくクリアな音にできる「CRI音響補正ソリューション」を展示しました。
 この「CRI音響補正ソリューション」は、リアルタイムに音響を補正し、臨場感を最大限に引き出します。
 会場では、皆様にその音の違いを体感いただきました。

 ・使用ミドルウェア:CRI音響補正ソリューション


 CRIの車載ミドルウェア技術をご紹介いただきました。

 2020年1月15日 「自動運転やコネクテッドカーが現実的に より身近な便利を実現する次世代技術に注目。「オートモーティブ ワールド2020」レポート」

■参考出展 音声解析リップシンクミドルウェア「CRI ADX LipSync」

 CRI独自のAIシステム「CRI NeuroMeister」を用いた、音声から自然な口パターンを自動生成する音声解析リップシンクミドルウェア「CRI ADX LipSync」を参考出展しました。
 来場者が実際にマイクで話した音声が、リアルタイムで自然な口パクに自動生成され、デモ画面のアニメのキャラクターの口がシンクロして動いて話すのをご覧いただきました。
 ゲーム業界から注目をいただいていますが、車載向けにも様々な展開が考えられる技術です。

「CRI ADX LipSync」

 ・使用ミドルウェア:CRI ADX LipSync


 「LipSync」についてもご紹介いただきました。

 2020年1月16日 「YouTuber御用達? ADX LipSyncは車載エージェントのアバターを進化させる…オートモーティブワールド2020」