ニュースリリース

2008年7月18日

CRI・ミドルウェア、東芝SpursEngine向けミドルウェアに参入
SpursEngineの性能を最大限に引き出すためのフレームワーク

株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都港区、代表取締役社長:鈴木久司、以下CRI)は、株式会社東芝セミコンダクター社のメディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine™」向けミドルウェアに参入します。SpursEngineの性能を最大限に引き出すためのフレームワークの提供、SpursEngineをさまざまな情報機器に組込む際のコンサルティングを行います。

CRIは、SpursEngineの元となる高性能プロセッサ「Cell Broadband Engine™」(以下Cell/B.E)向けミドルウェアの提供を2005年5月より行って参りました。今回、このCell/B.E.向けソリューションで培った豊富な実績と経験を活かし、SpursEngine向けにミドルウェアを提供して参ります。

SpursEngineは、Cell/B.E.の高性能マルチコア技術と東芝セミコンダクター社の映像処理技術を融合した、メディアストリーミング処理(画像処理、画像認識などのリアルタイム映像処理)に優れたコプロセッサ(ホストCPUと連携する補助プロセッサ)です。
SPEを4個備え、効率的で柔軟な映像処理が可能で、一般家庭で使用される情報家電や各種組込み機器、パソコンなど、メディア処理性能と低消費電力性の両立が要求される用途に向けて開発されております。

ハイビジョン対応薄型テレビや次世代DVDレコーダー、ハイビジョン対応ビデオカメラなどの製品が急速に普及しつつある現在、インターネット上の動画共有サービスも高画質化・高品質化が進んでいます。
そのような状況の下、高いメディア処理性能の実装が必要とされる情報家電や各種組込み機器、パソコンなどにおいて、SpursEngineはその真価を発揮します。

CRIは、SpursEngineの性能を最大限に引き出しつつ、SpursEngineをより扱いやすくするためのフレームワークを提供することで、SpursEngine搭載機器の効率的な開発を実現します。

なお、CRIは、SpursEngineパートナーとして、「SpursEngineパートナーズ」の1社に選ばれました。 SpursEngineの採用を検討されている企業様にとって、マルチコア上でのアプリケーション開発は未経験というケースも少なくないでしょう。CRIはCell/B.E.上での豊富なサポート経験とそれによって培ったノウハウに基づき、SpursEngineの組込みを、パートナーの一員として責任をもってご支援致します。

また、CRIは、7月25日(金)にベルサール八重洲 (東京都千代田区)にて行われる株式会社東芝 セミコンダクター社主催の「SpursEngine Developers Forum 2008」に出展致します。
上記フォーラムでは、SpursEngineにご興味をお持ちの皆さまに、テクノロジーや事業戦略の全貌、東芝セミコンダクター社およびCRIをはじめとしたパートナー各社によるSpursEngineパートナーズとしての取り組みなどが紹介される予定です。SpursEngineの導入をご検討の開発者の方々にはまたとない機会となります。

■ SpursEngine™ Developers Forum 2008
日時:2008年7月25日(金) 13:00-18:30 (12:30開場)
会場:ベルサール八重洲 (東京都千代田区)
主催:株式会社東芝 セミコンダクター社
協力:HD Processing Forum
参加費:無料 (事前のご登録が必要)
登録:https://entry.technoassociates.com/que/index.html?que_id=195
詳細URL:http://www.cellusersgroup.com/modules/news/article.php?storyid=52
※なお、定員 (200名) になり次第登録は終了となりますのでご了承下さい。

CRI・ミドルウェアは、多彩なツール&ミドルウェア製品群『CRIWARE®』を通じて、開発工数削減やコスト削減、クオリティ向上のお手伝いを致します。開発者の皆さまがコンテンツの中身の創造・制作に専念して頂けるような環境の実現をお約束致します。

※CRI・ミドルウェア、CRI・ミドルウェアロゴ、「CRIWARE」は、日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの登録商標または商標です。
※その他の記載の会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

ページ上部へ