株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 押見正雄、以下CRI)は、2013年12月25日から、インディーズゲーム&同人ゲーム開発者向け無償サウンドミドルウェア「CRI ADX2™ LE」(以下、「ADX2 LE」)のWindows®版(Visual Studio®向け)を提供致します。Windows版はDirectX®やDXライブラリと合わせたVisual Studioでの開発にも対応しております。
「ADX2 LE」はこれまでUnity Pro環境を対象にしておりましたが、今回のWindows対応により、Visual Studioでゲームを開発している、より多くの方に「ADX2 LE」をご利用いただくことが可能になりました。
「ADX2 LE」は、ゲームならではのサウンド演出を手軽に実現する、便利な機能を数多く搭載したサウンドミドルウェアです。最先端のゲームサウンド制作現場でのニーズやノウハウが反映されており、高度なサウンド演出から細かい音の調整まで、全てがグラフィカルなツール上で直感的に行えます。
【CRI ADX2 LE Windows版の特長】
(1)ゲームならではのリッチなサウンド演出を手軽に実現
乗り物のエンジン音や、バトルが盛り上がると歓声が増えるといった、ゲームの状況と連動してサウンドを変化させる演出のほか、楽曲が切り替わるインタラクティブミュージックの構築など、ゲームならではのサウンド演出ができます。また、以下のようなプログラムで実装するのは手間のかかるサウンド演出・管理も手軽に実現可能です。
・効果音、BGMの途切れのないイントロ付きループ再生
・フェードイン、フェードアウト、クロスフェード
・同時発音数の制御、発音優先度の設定
・BGMやSE、ボイスのようなカテゴリ分けによるボリューム設定などの一括制御
・ピッチチェンジ、ディレイやエコーなどの各種フィルター
(2)独自圧縮コーデックでファイルサイズを小さく
「ADX2 LE」は、ゲーム用に最適化したCRI独自のサウンドコーデックを搭載しています。ボイスやBGMの音質を損なわずにファイルサイズを1/16まで圧縮する「HCA」コーデック、CPU負荷の高いゲームでも複数の音を鳴らすことができる、複数音同時再生向けにCPU負荷を大幅に軽減した「HCA-MX」コーデックなど、求めるクオリティに応じて圧縮レベルを選択できるようになっています。
(3)素早いサウンドデザインを実現する直感的なツール
操作性に優れたサウンドオーサリングツールで、多彩なサウンドを効率よく制作できます。様々なエフェクトの追加やパラメータの変更をグラフィカルなインタフェースで行えます。ピッチ変化、各種エフェクト、フィルターなどを素早く組み合わせながら加工することができ、ゲーム・アプリ向けの効果音の量産も容易です。なお、Windows版とUnity Pro版はどちらで制作したデータも共通で扱えます。
『CRI ADX2』のサウンドオーサリングツール
CRIは、近年急速に盛り上がりを見せているインディーズゲーム開発における様々なニーズに応え、より多くのゲーム開発者の方を強力に支援して参ります。
■「ADX2 LE」の詳細およびダウンロード
http://www.adx2le.com
■公式ガイドブックのご紹介
「ADX2 LE」初心者の方や、機能をフルに使いこなしたい方のために公式ガイドをご用意しております。使いながら習得できるチュートリアル付きです。
書籍名:「CRI ADX2で作るゲームサウンド制作ガイド[CRI ADX2公式ガイド]」
販売:書店、翔泳社サイト、Amazon等
CRI・ミドルウェアは、ゲーム開発をサポートする多彩なツール&ミドルウェア製品群『CRIWARE®』の個人向け展開で、ゲームサウンド開発の魅力を広く伝えるとともに、インディーズゲームや個人ゲーム開発者を含む幅広いゲーム開発者の方々を支援し、ゲーム業界およびエンタテイメント業界の発展に貢献して参ります。
本リリースに関するお問い合わせ先 担当:尾沢、嶋森 E-mail: press@cri-mw.co.jp URL: http://www.cri-mw.co.jp/ |
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