株式会社CRI・ミドルウェア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:押見正雄、以下CRI)は、スマートフォンゲーム向け新製品、触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX(読み:シーアールアイ ハプティクス)Android版」の提供を開始いたします。
CRI HAPTIXは、124種類のバリエーションに富んだ振動パターンをゲーム演出に活用することで、これまでにないユーザー体験を実現する触覚ミドルウェアです。触覚技術で世界をリードするイマージョン社と、ゲーム開発向けミドルウェアのCRIが提携して、高品質な触覚演出がプログラムレスで可能な開発環境を実現しました。
■CRI HAPTIXの特長
1.“無音のサウンドエフェクト” で新しいユーザー体験
CRI HAPTIXは、ゲームの映像や音声に合わせた触覚演出を可能にすることで、ゲームへの高い没入感やワクワク感を実現します。触覚演出によって、電車の中などのサウンドが再生できない環境下でも、ゲームプレイの満足度を高めることができます。まさに、振動は“無音のサウンドエフェクト”なのです。
2.プレイ時間増加・収益性向上につながるテクノロジー
触覚演出を効果的にゲームに組み入れることで、ユーザーのプレイ時間の増加やリテンション(再訪率)の向上が見込めます。イマージョン社が米国で行ったテスト(※)では、同じゲームでも、触覚演出ありの場合のプレイ時間、起動回数、課金率が、触覚演出なしの場合に比べて高くなる、という結果が出ています。
※同一ゲームの振動有/無によるユーザーの動向調査
3.イマージョン社の特許に支えられた高品質な振動表現
CRI HAPTIXは、2,000を超える触覚技術の特許を保有および出願中であるイマージョン社との提携により生まれた新しいミドルウェアです。124種類の振動パターンの組み合わせを複雑なプログラミングなしで実現し、クオリティの高い触覚演出を実現します。ゲーム表現の幅を広げ、新しいユーザー体験を生み出す開発環境を提供いたします。
■触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX」概要
・直観的な触覚演出ツール
CRIの直感的かつ操作性に優れたオーサリングツールによって、触覚演出の組み込みから調整まで手軽に行えます。124種類の多彩な振動パターンから、シーンにあった振動を選択して、タイムラインに配置するだけで触覚演出が設定できます。さらに、タイムライン上にサウンド情報を表示して振動パターンを載せることで、サウンドとタイミングを合わせた触覚演出も容易に設定できます。
・実機プレビュー機能で細かな調整を手軽に実現
組み込んだ触覚演出を確認・調整できる機能です。実端末上で即時にプレビューできるうえ、ゲームを動かしながら細かい調整を行うことができるため、思い通りの演出を実現することができます。
・音と振動をズレなく連動
CRI ADX2の「Android 音声再生遅延推測機能」を使うことで、Android端末で起こりがちな、サウンド、ゲーム描画、振動のズレを解決し、心地良いゲーム演出を実現します。
・各種ゲームエンジンに対応
Unity、Cocos2d-xに対応しており、開発環境に合わせた触覚演出の設定が可能です。
■対応端末
Androidスマートフォン
■ライセンス料
ゲームアプリの売上に応じたレベニューシェア方式
(詳しくはお問い合わせください)
■「CRI HAPTIX」製品紹介ページ
http://www.cri-mw.co.jp/product/smartphone/haptix/index.html
■製品に関するお問い合わせ
http://www.cri-mw.co.jp/contact/
【関連ニュースリリース】
音声・映像のCRI、新たに触覚(ハプティック)に対応
イマージョンと提携、VRを視野にオーディオ、ビデオ、触覚を統合したソリューションを実現
http://www.cri-mw.co.jp/newsrelease/2016/e78k1e000000d61q.html
CRI・ミドルウェアは、多彩なツール&ミドルウェア製品群「CRIWARE」
を通じて、開発者の皆様が創る驚きや感動の表現をサポートするとともに、
事業拡大や開発効率化にも貢献してまいります。
本リリースに関するお問い合わせ先 担当:尾沢、伊勢田 E-mail: press@cri-mw.co.jp URL: http://www.cri-mw.co.jp/ |
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