導入事例

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株式会社ヒットメーカーインタビュー
ゲーム史に革命を起こした「WORLD CLUB Champion Football」シリーズ
アーケードゲームという分野で、ミドルウェアが果たす役割とは?

プラットフォーム

アーケード

導入製品

CRI ADX / CRI Sofdec

2003年8月27日インタビュー
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おそるべき「奥田EYE」!

押見: 最後に、ひとつお伺いしたいことがあるのですが。

奥田: はい、なんでしょう?

押見: なんでも、多くの開発者に恐れられている「奥田EYE」なるものがあるという噂を耳にしたのですが…。

奥田: ハハハ(笑)。いや、別に自分でつけた名前じゃないんですけどね(笑)。ほらゲームって、なんとなく見ているだけでは見過ごしてしまうような一瞬の不具合とか、些細なミスとかがあるじゃないですか。そういうものが、意図していなくても見えてきちゃうってことなんです。あんまりいろいろなものを見つけては指摘しているものですから、「奥田EYE」なんて言われちゃいまして…。

渡辺: 奥田は、誰も気付かないようなブロックノイズとか、ポリゴン欠けとか、テクスチャのズレとか、どんなことでもすぐに見つけてしまうんですよ。

押見: なるほど! ごくまれに、そういう方いらっしゃいますよね。たった1フィールドの間違いを見極める能力を備えた人が。

渡辺: 私なんか、全然わからないんですけどね。彼には、私には見えないものがなぜか見えてしまう、みたいな(笑)。大きな声では言えませんが、リリースしてしまった作品をみて、そんな指摘を何度も受けたこともありまして(汗)。もっと早く言ってほしいなぁ、って思うんですけど。

奥田: まぁ、チクチクと日頃から、そういったことを現場には言うようにしているんです。でも、みんな見えてると思うんだけどなぁ??

渡辺: いえいえ! 絶対に見えないっすよ(笑)。

奥田: そうなのかなぁ…。ミスに気付くときって、なんとなくそのシーンに違和感を覚えるんですよね。それで調べてみると実際に不具合が起きているんです。

渡辺: 本当に怖い存在です。まさに、おそるべき「奥田EYE」(笑)。

奥田: 最近、プログレッシブテレビってありますよね。あれ、苦手なんですよ。櫛状ノイズばっかりが気になってしまって…。と言いつつ、自宅のテレビがプログレッシブだったりするんですよね。もう、櫛が気になっちゃって、ゲームをプレイしていても、ぜんぜん集中できないんですよね(笑)。

押見: だからといって、今ではインタレーステレビも、なかなか今では手に入らないですよね?

奥田: そうなんですよ、売ってないんですよね。困ってしまいます。

押見: それにしても、ゲーム開発において、そういう細かい部分に気付いてくれる人がいることは、とても重要なことですよね。

渡辺: そういう、人の些細なミスを嗅ぎ付ける能力は、見習わなければなりません(笑)。

奥田: オイオイ…。と、とにかく私のそういう部分を、皆が「奥田EYE」と呼んでいるらしいです。

押見: なるほど。では、ウチとしても「奥田EYE」のお眼鏡にかなうクオリティでお応えしていけるよう頑張っていきたいと思います。

奥田: ハハハ(笑)。こちらこそ、ぜひとも宜しくお願いします!

文中に登場したタイトルについて

WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2002-2003

機種:アーケード

アヴァロンの鍵

機種:アーケード

DERBY OWNERS CLUB

機種:アーケード
※筐体及び画面写真はシリーズ最新作「DERBY OWNERS CLUB II」のものです。

CRAZY TAXI

機種:アーケード/ドリームキャスト/PS2
※筐体及び画面写真はシリーズ最新作「CRAZY TAXI High Roller」のものです。

導入製品

CRI ADX / CRI Sofdec

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